こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
3Dプリンターはご存知ですよね。
サンフランシスコのデザインスタジオFuseprojectが、ホームレス問題に取り組む非営利団体のNew Story、建設技術会社のICONとの共同プロジェクト「ラテンアメリカの3Dプリントハウス」を発表したというニュースを見ました。
https://makerslove.com/23878.html
このプロジェクトは、3Dプリンティングの可能性を活用して、ラテンアメリカの低所得コミュニティのために、住宅を建設するものです。
今では、何と24時間以内に60万円という格安な費用で一棟の住宅が建てられるというのですから驚きですね。
ラテンアメリカの文化では多世代の家族が一緒に住めるよう工夫され、120m2の住宅のうち住宅内部は55m2で、外部空間に調理や食事スペースが設けられています。
太平洋側のラテンアメリカは比較的地震が多いエリアで、壁の構造補強も施されているとのことです。
3Dプリンターといえば樹脂でできていると思われるかもしれませんが、樹脂ではなくセメント(モルタル)を流し込むことで住宅を構成しています。
日本では、建築基準法の問題はありますが、法改正をしてでも法的問題をクリアできれば、地震国日本では災害時の住宅建設に非常に有用です。
災害時だけでなく、何といっても24時間でしかも60万円という低コストでできるのと、仮設でなく本設としても成り立つようですので、今までの日本の住宅産業を根本から覆すことになるでしょう。
家が60万円で建つ、それも24時間で!
そうなると、今までの1,000万円をはるかに超える住宅を買う人はいなくなるかもしれませんね。
何年かに1回建て替えることも可能です。
う~ん、いいような悪いような・・・・・
私たちは、高性能な住宅で「安心」「安全」「健康」「快適」な暮らしで「幸せ」な家庭を作ってもらうことを目指して住宅を建てています。
この3Dプリンティングハウスでそれが叶うとすると素晴らしいことですが、そこまでの性能があるとは思えません。
今までやってきていることをこれからも実直に行っていきます。
では、今日もよい一日を!!
佐伯とともに54年「健康と幸せを運ぶ工務店」
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