こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
早朝ウォーキングに良い季節になってきました。
歩いていると、普段車での移動では気がつかない小さなことに目が行きます。
先日はアヤメかショウブかカキツバタかという話を書きましたが、
https://ameblo.jp/kudo-kensetsu/entry-12459989021.html
同じ畑に「ねぎぼうず」が生っていました。
「ねぎぼうず」を見ると思い出す人がいます。
高校の時の校長先生です。
葱花 勲(ぎぼう いさお)先生といいます。
葱の花でぎぼう、まさに葱坊主です。
朝礼の時に、屋外のグラウンドに並んだ生徒に向け、第一声が「空を見よ!」でした。
話の内容は覚えていませんが、その決まり文句は40年経った今でも覚えています。
もう一つ、「来た時よりも美しく!」が口癖でした。
そして、私たちの大学受験の壮行会で鉛筆を一本づつ頂きました。
その鉛筆は端を削って『平気前進』と筆かペンで書いてありました。
おそらく校長が一本一本手書きしたのでしょう。
とても嬉しく勇気をいただいた思い出があります。
その鉛筆の効果か、5校受けて1校しか合格しなかったのはナイショです。
その唯一合格した大学を無事に卒業して、東京のゼネコンに就職し、小田急線の高架下の店舗の工事に携わっていた私は、この葱花校長と再会したのです。
といっても、本人ではなく、先生が書いた本でした。
『0ゼロの魚拓』校長先生釣り日誌 という本でした。
衝撃でした。
退職して趣味の釣りで本を出すくらいエンジョイしていたんでしょうね。
生き様としてカッコいいと思いました。
随分と忘れていたことでしたが、早朝ウォーキングでねぎぼうずを見て想い出の引き出しが開きました!
では、今日もよい一日を!!
佐伯とともに54年「健康と幸せを運ぶ工務店」