こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか？
昨日は、現在佐伯市（大分県）では、高齢者に対する住宅リフォームについて、次のような補助金または助成金の制度があるという話をしました。
１．佐伯市在宅高齢者住宅改造助成金
２．住宅リフォーム補助金（高齢者バリアフリー型）
３．介護保険による住宅改修支援
１の佐伯市在宅高齢者住宅改造助成金については昨日詳しく話しましたので、今日は２の住宅リフォーム補助金（高齢者バリアフリー型）についてお話します。
ざっくりいうと、高齢者の住宅をバリアフリー改修工事する際、工事費に20％、最大30万円の補助金が出るというものです。
ただし、様々な規制や条件がありますので、以下に記します。
対象者は次の通りです。
(1)本市に住所を有し、かつ、在宅者であること。
(2)65歳以上の高齢者のいる世帯。
(3)その属する世帯の生計の前年の所得金額が350万円未満であること。
(4)市税を滞納している世帯員がいないこと。
(5)補助対象経費が30万円以上のバリアフリー改修工事を行う住宅の所有者又はその者が属する世帯の構成員。
対象工事は次の通りです。
(1)高齢者用の寝室等(寝室(収納部分を含む。)、便所、浴室、洗面所及び廊下をいう。以下この項において同じ。)の増築工事
(2)高齢者用の寝室等の間取り変更工事
(3)高齢者用の寝室等の内装改修工事
(4)床の段差解消工事
(5)スロープ設置工事
(6)手すり設置工事
(7)高齢者のために行う便所改修工事
(8)高齢者のために行う浴室・洗面所改修工事
(9)高齢者のために行うエアコン設置工事
(10）車いす対応型流し台設置工事
(11)窓、外壁又は屋根等の断熱化に係る省エネルギー改修工事
(12)解体工事
(13)設備工事
(14)合併処理浄化槽設置に伴う屋内配管設備工事
(15)カーテンの取付け及び取替え工事
(11)から(15)までの工事は、(1)から(10)までの工事に伴って実施されるものに限るものとする。
補助金の額は、次のものです。
バリアフリー改修工事に要する経費の20%(その額に1,000円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)以内とし、1戸当たり30万円を限度とする。
つまり高齢者に向けたバリアフリー工事で補助対象の工事費が150万円以上の場合30万円の補助金が出ることになります。
必要な書類としては以下のものをそろえる必要があります
(1)佐伯市高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業補助金交付申請書
(2)世帯員全員の住民票
(3)世帯員全員の市税完納証明書
(4)工事を行う住宅の位置を明示した付近見取図
(5)工事の内容を示す住宅の平面図及びその他の図面
(6)工事を施工する箇所の施工前の写真及び建物全体が分かる写真並びにこれらの撮影方向を記載した概略平面図((5)に記載した場合は、これに代えることができるものとする。)
(7)工事費の内訳書
(8)工事施工者の住民票又は法人登記事項証明書
(9)工事を行う住宅の登記事項証明書等の所有者の特定ができる書類又はその写し
(10)工事を行う住宅の売買契約書の写し(申請者が当該住宅を購入予定である場合に限る。)
(11)世帯員全員の前年の所得額及び公的年金等額が分かる証明書
(12)その他市長が必要と認める書類
(13)改造工事見積書
(14)改造箇所の見取図及び写真
(15)所有者の承諾書(工事を行おうとする家屋が助成対象者の所有でないときに限る。)
ここで、注意しなければならない点があります。
昭和56年5月以前に建てられた木造住宅で申請を行う場合は、耐震リフォームアドバイザー派遣制度を利用して耐震相談をしていることが条件となりますので、古い住宅の場合にはお気を付けください。
詳しくは、佐伯市高齢者福祉課か弊社までお問い合わせください。
では、今日もよい一日を！！
佐伯とともに54年「健康と幸せを運ぶ工務店」
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