こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
またまた驚きました。
不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を利用した自宅を所有する50歳以上の方対象のアンケートで、自宅のバリアフリー化について聞いたところ、まだ考えていないと答えた方が、50代では45%、60代で39%、70代でも27%いました。
さらに、自宅のバリアフリー化が必要ないと答えた方は、70代が一番多く、27%もいたんです。
もちろんすでにバリアフリー化している住宅もありますが、それにしてもなぜなんでしょうか?
バリアフリー化を必要としない方が50台、60代、70代とだんだん増えるのがわかりません。
ご自身が「まだまだ元気だ、そんなものは必要ない!」と考えておられるからでしょうか。
家庭内事故の統計では、居間で起こった事故が36%と一番多く、次に台所が23%、そして階段が13%、浴室8%と続きます。特に65歳以上では、転倒・転落に結びつきやすい階段、脚立、床、玄関といった場所や設備での事故が多くなっています。
つまり、家の中でバリアフリーの対応をしておけば防げた可能性のある事故が多いのです。
お元気なことは大変結構なことですが、転ばぬ先の杖ということわざもあるように、備えはされておいたほうが安心ですよね。
住宅のバリアフリー化は、年齢にかかわらず安心して暮らすためには必要なことです。
そして、バリアフリーは今や手すりや段差だけではありません。
室温のバリアフリー化も健康上必要な時代になっています。
冬になるとテレビなどでヒートショックの危険性の特集が組まれますが、浴室や浴槽で亡くなる方が交通事故で亡くなる方の4倍近くもいるという事実から見ても、寒い住宅、温度差の大きい住宅の危険性はおわかりいただけると思います。
構造的なバリアフリーに加えて、温度のバリアフリーも考えてみませんか?
ご相談はお気軽にどうぞ。
では、今日もよい一日を!!
佐伯とともに54年「健康と幸せを運ぶ工務店」