こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
暖かくなりましたね。
桜の開花ももうすぐですね♪
花見が楽しみです!
さて、最近はテレビでもDIYで賃貸マンションをリノベーション!とかやってますね。
それって本当にリノベーションなの?
リフォームとどう違うの?
という疑問を持つのは私だけでしょうか?
ということで、今日はリフォームとリノベーションの違いについてお話ししたいと思います。
リフォーム工事に携わる会社が盛んにリノベーションについて宣伝広告していますが、実はリノベーションについて明確な定義はありません。
それぞれが勝手にリノベーションという単語を使っているに過ぎません。
リフォームの規模が大きいものをリノベーションと呼んだり、完全にスケルトン(内装を撤去して裸の状態)にして間取りなども変えるものに限りリノベーションというところと様々です。
リノベーションを手がける会社が多く加盟している『一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会』という団体によると、リノベーションは次の通りとされています。
「リノベーションとは、中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと」
それに対してリフォームはReform は形(Form)を再生(Re)することで、原状回復といっても良いでしょう。
つまり、リフォームは元々の姿に戻す工事を表し、リノベーションは元々の姿から機能や価値を上げることを目的に行う工事ということが言えそうです。
しかし、機能を上げるものでも部分的な耐震や部屋ごとの断熱工事などはリフォームと呼ばれることが多いですね。
そう考えると、家全体の機能や資産価値を上げ、住む人にとって安心や快適性を担保するための工事をリノベーションということができそうです。
私たちはそのような意味で使っています。
リフォームとリノベーションのメリット、デメリットをまとまるとこのようになります。
リフォームかリノベーションか、よく考えて決断してくださいね。
特に中古住宅を購入するときには予算もあることと思いますが、できることなら耐震や断熱といった躯体の基本性能を現在の基準以上に高めることをお勧めします。
キッチンやお風呂、内装などは安いものにして後々気に入ったステキなものにやりかえていくこともできますが、躯体の基本性能は後からではできません!
住んでみたら、「冬寒くてたまらない家」に我慢して住んで欲しくないんです!
迷ったら一度ご相談ください。
どうぞお気軽に!
では、今日も良い一日を!
佐伯とともに54年「健康と幸せを運ぶ工務店」