お雛様を飾ると亡くなった父の事を思い出す。
お雛様を買ってくれて一緒にお祝いをした。
その後は自分の幼少期の頃のお雛様の思い出。
段飾りの本体を父が組立、祖母や母、姉と一緒に皆で
飾り付けをした。部屋がお雛様に占領される3月。
お重箱やたんすをよくおもちゃ代わりにいじっていた。
嫁入道具は普段から視界に入るので
改めて買ってもらった感はないが
年に一度のお雛様は
娘が大きくなった今となっては
自分の思い出をよみがえさせる為の行事になっている。
お道具はお金で買えない思い出をつくってくれる
それがお道具なのだと気付く年になった。
大岩でした。
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