2月10日に石川県無形民俗文化財に指定されている
敷地町の菅生石部神社で行なわれる、正式名「御願神事」
通称「竹割祭り」に大岩が、地元にいながら初めて行ってきました。
社長はこの神社の氏子の総代で、当日は警備員として参加していました。
そして社長の自宅が神社の近くにあり、車庫を祭りの若衆の宿(休憩所)として
提供していたそうです。ご苦労様です。
竹割祭りとは、この地にすんでいる大蛇退治をして
悪病退散、五穀豊穣を願って行われるお祭りです。アナウンスが鳴っていました。
神官の祝詞が終わると
境内の中央に用意された竹組みのわらのあずまやに点火
白衣をまとった岡町の青年が境内になだれ込み、石段や石畳に青竹をたたきつけて割る。
太い竹は湿気も含み1回では割れなくて2.3回たたきつけていました。
割れた竹の破片とわらや竹の灰が観客のコートに降りかかり・・・
しかし勇壮な姿から目が離せずくいいるように見入ってしまいました。
北國新聞社主催の撮影コンテストがある為、アマチュアカメラの方々が
大勢シャッターを切っていました。
半裸姿の勇敢な青年が被写体。なるほど画になるわ。
竹が割り終えた頃、大縄でつくられた大蛇を拝殿から引き出し
境内で引回し、石段を下り、敷地橋の上から大聖寺川へ投げ込み
雪中の中大蛇を追って川に飛び込む姿に最後は拍手が送られました。
割った竹を玄関に置くと一年間無病息災との事なので
しっかりお持ち帰りしました。
そして竹の破片もお守りになるかとコートのポケットに入れて持ち帰りました。
気迫のこもった空気を吸ったせいかエネルギーを充電した感があります。
一つ残念なのが、コートがスス臭くて着れない。数日たっても臭いがとれない。
諦めてクリーニングに出すことにしました。
機会があったら是非見に行った下さい。お勧めします。
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