江戸時代から広く使われてきた「尺貫法」は、
近年は平方メートル(㎡)に変わりました。
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(参考)・・長さ
一寸 = 3.03 cm
一尺 = 30.3 cm (10寸)
一間 = 1.818 cm /約1.82m (6尺)
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(参考)・・広さ
一坪 = 3.3 ㎡ /畳2 枚
建築においては、この昔ながらの単位が
今でも用いられています。
"広さ"の目安を考えた場合、
6畳や8畳という表現が、イメージしやすいと思います。
"畳"という単位は、広さだけでなく、
部屋の形状までも、想像しやすいからです。
4.5畳や8畳は正方形、6畳は長方形。
平方メートルと違った利点が、多々あります。
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<アドバイス>
マンションや不動産のチラシには
広さの表記に〇〇〇㎡が使われます。
感覚がつかめない場合、
畳の枚数(坪数)に換算してみると良いでしょう。
(例)
100㎡ならば、
100㎡を、3.3㎡(一坪)で割り算してみます。
(100÷3.3=約30)
すると、約30坪(畳60枚分)で
6畳部屋の10倍の広さだと見当がつきます。
<こぼれ話>
一間四方(いっけんしほう・一坪)という、
広さと長さ共にわかり易い、言い方もあります。
新築のみならず、住宅のリフォーム時でも、
畳・建具・家具の寸法にも使える尺貫法は、
大いに重宝されるものです。
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