「野分(台風)のまたの日こそ、いみじうあはれにおかしけれ」(枕草子)
・・(意味)台風の翌日は、たいそうしみじみと趣深い・・
平安時代も台風は"大事"であった反面、情緒深く、余裕のある"季節の風物詩"であったようですね。
今は台風となると、その進路や規模、また「雨台風」か「風台風」まで予測可能となりました。
ですから、現代は季節柄と西の空の雲行きで台風の訪れを知るというような、いたって原始的な感覚は失われてきているようです。
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前回の「おススメ」(後付けシャッター)でもお知らせしましたが、近年台風被害の頻度と大きさは増しています。
「野分のまたの日」の工務店は、屋根被害と雨漏れ被害のご相談が増える一日です。
そこで皆様にご提案したいのが、早目の屋根の点検です。
もし劣化部分から雨が入ってしまったら、家を傷める大きな原因となります。
(屋根の劣化部分)↓↓
(屋根裏をめくった同個所)雨が染みているのがわかります。↓↓
(天井裏側の同個所 雨染みが室内の天井に確認できるまでに)↓↓
ご相談ください。
安心の屋根に生まれかわります。
(丁寧に屋根吹替工事をさせていただきました)
(当社施工例 横浜市U様邸 2021年9月)↓↓
(完成写真。お天気予報をお気にせず、枕を高くしてお休みくださいませ。)
雨の入り易い個所は入念に確認します。
~~~~~ひと言アドバイス~~~~~
台風被害による屋根修理の場合、火災保険で代金が補填される場合があります。
火災保険にお入りでしたら、オプションも含めまして契約内容を再確認してください。
また工事前の写真も必要な場合もありますので、事前に保険会社に連絡することが大切です。
屋根の痛みは小さいうちが工事も修理費用も少なくて済みます。
特に小さな不具合は気が付きにくく、天井を傷めてしまってからわかる場合がほとんどです。
築10年から15年のあいだには、一度点検することを強くお勧めいたします。
素敵な秋ですね。
すがすがしい季節を満喫いたしましょう。
「秋の野の 落ち葉踏みふみ 栗拾い」(初心詠み人)
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