小学生くらいの頃だったか、新聞はゴキブリをたたく道具でもありました。
(お父さん、お母さんごめんなさい)
母がうまく新聞紙を丸めて、ゴキブリを退治するのである。
命中率は覚えてませんが、当時は一般的な方法でありました。
一回は、壁のクロス上のゴキブリをたたき、今でもクッキリと黒いシミが残っています。
当時の私にとっては、新聞は大人の読み物。
字は小さいし、イラストも少ないし、何せ書いてありことが面白くなかったです。
しいて言えば4コマ漫画くらいが楽しめた覚えがあります。
それから,今の年齢になって、新聞が愛しいものになりました。
タブレットやテレビと違った味わいがあるではありませんか。
お気に入りのコラムもあり、時には赤鉛筆で文章に線引きをしたりして。
また、素晴らしい文章は、切り取りでスクラップを作ったり、新聞は私には大きな役
割がありました。
~~~~~
ここ数年、電車で新聞を読む人はほどんど見かけなくなりました。
皆スマホに夢中です。新聞よりもスマホの方が、手軽でスペースをとらないから
あまり回りにも迷惑をかけませんね。
ごみ問題もあり、少しづつ新聞は消えていくのでしょうか?
私のようなものには少々寂しいです。
~~~~~
昨年の暮れ、数日の入院生活をしました。
スマホが自由に使えない時間があり、こんな私でもSNS中毒だったのかしらと思うほど。
病院で新聞はOKでしたが、読んでる人はほとんど見かけませんでした。
退院後、読む時間もないのでい新聞配達を辞めてみました。
あれほど好きな紙媒体でしたが、体調不良で、
暫くは、月に一回トイレットペーペーに変身(新聞廃品回収)するだけとなりました。
さすがにお金がもったいないので、新聞を辞めましたが・・
ところがところが、
何でもタブレットで解決できるのですが、あの新聞の紙とインクの独特の匂いが懐かし
くてたまりません。
また新聞は、自分の興味のある記事のみならず、多方面のニュースが消えることのない文字
で表現されています。
せっかちな私は、コンビニエンスストアで3日ほど新聞を購入。
また配達を頼もうと思っています。
本のみならず、新聞もワクワク感があって、ポストを覗く楽しみがあるのです。
長く新聞配達が続くことを願っています。
一覧へ戻る