今回は私の尊敬する人、第8代国連難民高等弁務官の緒方貞子氏の話である。
犬飼毅の血筋で、敬虔なクリスチャンであることでも有名である。
彼女の輝かしい経歴はここに書くまでもない。
ただ一つ記したいことは、彼女がインタビューで語った話である。
「世界で紛争、天災が起こっても一番大切なことは、現地を素早く訪れることである。
お金も大切だが、このことが被災から救う一つの道筋でもある。
日本の評価が低いのは、後からお金を送っても
一刻も早く被災地を見舞う姿勢が欠けているからである。」
全くその通りである
このブログは日本政府を批判するものではありません。
自分の場合に置き換えてみましょう。
もしも、親しい周りの人が怪我をしたとして、時間がたってお見舞いを送るより
まず、料品でもそろえて、すぐに訪問するのが良くありませんか。
付き合いの程度によりますが、すぐにお見舞いに来てくれたら心強いですよね。
もちろん、個人の私は後からお見舞いに来てくれてもとっても嬉いし助かりますよ。
緒方氏が弁務官を退任するときのスピーチュもぜひ聞いてみてください。
彼女の人生と、世界の情勢を知る大いなるヒントとなるでしょう。
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