先日、東京国際フォーラムにて開催されていた朝日ウッドテックさんの創立70周年フェアに行ってきました。
銘木業を起源に創業1913年。
現在は、床材(フローリング材)をメインに壁・天井材、階段・手摺、カウンターなどを製造販売しているメーカーさんです。
銘木や商品、モノづくりへのこだわりが素敵。
↑この表は一目でフローリングの種類の違いがわかって、
リフォームを考えている人には嬉しい情報かも!
↑こちらは日本の広葉樹と針葉樹がどれくらいの割合で製材用・合板用・チップ用に供給されているかを紹介している展示。
日本の広葉樹は曲材で小径木が多く、製材としてとるには大きさが足りず、94%もがチップ用になっていることに驚き。
広葉樹(ハードウッド)の木材や家具のお値段が高いのもこれが理由か!と思ってしまいました(笑)
↑木取り(丸太から板材や角材などを製材すること)の例
↑貴重な御神木の一枚板。成長の歴史・壮大さを感じ圧巻。
木目が美しいです。
広葉樹(ハードウッド)と針葉樹(ソフトウッド)
それぞれに特徴があり、向き不向きがあります。
それを理解したうえで上手に暮らしの中に取り入れられたら本当に素敵ですね。
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この展示とは関係ない話。
広葉樹と針葉樹と聞いてふと思い出した「ケボニー化」という言葉。
成長がはやい針葉樹材を(ソフトウッド)を広葉樹材(ハードウッド)のような硬い材質にかえる技術だとか。
床材として人気のウォールナットやチークなどの広葉樹材は成長が遅いので価格が高いこともしばしば。
この技術を使えば比較的安価な針葉樹材も高級材のようになり得るかも。
日本ではまだまだ浸透していないこの技術。
浸透すれば日本に多くある杉や松の木を活かした商品の幅が広がりそうですね。
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