「世の中で最も重要なことは
論理的に説明できない。」
(数学者 藤原 正彦氏)
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阿部元首相の銃撃事件で
日本のみならず、世界は強振している。
「どうして人を殺してはいけないのか?」
ここで氏の言葉を引用してみると
「・・人を殺すのは駄目だからダメ。
論理的な理由はない・・・
そういう価値観を親が自信をもって
問答無用で押し付けることが重要だ。」
まさに、その通り。
このエッセイを読んでいて、
心がすっきりしました。
氏の話によると
母国語である国語(漢字も含め)をしっかり
覚えさせることが、
真の国際人を育てることに
繋がるのでそう。
国語学者でない、
数学者の氏の経験に基づくお話なので、
大いに説得力があります。
まさに、読み、書き、ソロバン。
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早期の英語教育や、パソコン教育が
もてはやされる中、
急いで、目先の利を得ようとしているのが
今の教育の方向のようです。
決して、それらの教育自体を
否定しているわけではありません。
順番として
日本の文化や魂を勉強することが重要だ
という強いメッセージです。
「国語の次に算数、それらを抜きにして
創造性、独創性、自ら考える力などと
叫んだところで、
そんなものは、生まれるはずがない。」
(氏のエッセイ引用)
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地球温暖化問題や、
デジタルへの速やかな対応が
求められる中ですが
とても基本的なことを学びました。
"何歳になっても
「読書」を必須科目として頑張れ"
と応援してくれているように感じます。
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「どうして人を殺してはいけないのか?」
この人類の絶対規則。
国語力で、他人を諭せる日が
自身の日没の前にくるでしょうか。
人はいつ死ぬかわからない。
現実です。
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