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僕は無精ひげと 髪をのばして
学生集会へも 時々でかけた
♪ 就職が決まって 髪を切ってきたとき
もう若くないさと 君に言い訳したね
(by ユーミン)
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7月10日に選挙が近づき、
いつもの「お願い選挙カー」の爆音が
職場に響く。
夜の街にも拡声器がうるさい。
ユーミンのあの名曲を思い出した。
ブログの冒頭の歌詞の部分が、
当時の私には、とても斬新。
私の時代には、すでに学生運動は
ほとんどありませんでした。
ですが、1960年代の東大紛争
三島由紀夫の割腹自殺。
テレビで観た、やや赤茶色を帯びた
東大の砲煙や、三島由紀夫の最後の姿が
ハッキリと目に浮かびます。
当時の青年たちは、自分の意思表示を
デモやストライキで訴えました。
三島由紀夫も、
「自分を完結させるために自決した」と
勝手に解釈をしています。
まさに、戦後の時代背景ですね。
敗戦後、民主主義国家となった日本。
混乱と改革を、若者たちが主導で
進めてきたように感じます。
「日本」と「自分たちの将来」
どちらにも
強い関心があったのでしょう。
言論の自由が解放された証でも
ありました。
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もうすぐ選挙。
投票率はどうか?
どの政党が?
メディアは、そんなことでもちきり。
からっ梅雨ともいえる、この暑さ。
傘もなく、手ぶらで身軽を楽しみながら
自転車のペダルが軽いこと、軽いこと!
なんとな~く、雲のない空を見上げたら
遠い青春がそこにありました。
デビュー当時の
あのぶっきらぼうな、ユーミンの歌い方。
私も歌えそうデス。
~~ 映画「いちご白書」 ~~
アメリカの学生紛争を基にした恋愛映画。
(1960年代)
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