「献体洗い、1体につき1万円。」
「売血200ccにつき、○○円。」
何とまあ、ブースカのアルバイトは
いつでもコスパの良いものばかり。
そうそう。このお話が
実話か作話かは申し上げられません。
途中で、ご気分の悪くなった方は
すぐに他のブログにとんで下さい。
(悪しからず)
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遠い記憶をたどれば、ざあ~と、こんな感じ。
・・・その1
とある○○大学病院の研究室からの依頼。
献体洗い、一体につき10,000円。
バイトの面々がそろううと、
ホルマリン液? で満たされたプールの水が
徐々に抜けていく。
現れたのは、間隔をおいて横たわるご遺体。
それを一体づつ、手で洗っていくそうで。
コツは丁寧に、なおかつ"やさしく" 洗うこと。
決して、傷をつけてはいけないそう。
ブースカの話によれば、
お1人につき、30分はかかるので
時給は約1万円。
当時としては、かなり割のいい仕事。
しかし、周りで話を聞いていた学生達は
誰も、そのバイトの紹介を頼まなかった。
・・その2
同じく、☆☆研究室での話。
本を自費出版していた彼は、
お金が必要だったのでしょう。
売血のアルバイト(この言い方が正しいは不明)のため
採血室の前の椅子で、順番待ちをしていた。
すると、彼の前に並ぶ二人の男女が会話が
聞こえてきた。
「やあ、○○さん。今日も来たの?
そんなに血を採って大丈夫?」(男性)
「何言っってるの、△△さん。
そういう貴方には、ここでよく会うわね。
前回は、2~3日前じゃなかった?」(女性)
「大丈夫、俺は200㏄の・・」(前述の男性)
会話の途中で、その男性は倒れてしまったのだ。
ブースカにとっては、
その日が、初めての体験となるはずでしたが
急に臆病風に吹かれ、帰ってしまったそう。
手にお金は握れなかったけれど
手に汗かいて、全身冷や汗だらけ。
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ブースカさん。
あなたのペンネームが知りたい。
かれこれ40年が経ちました。
同じゼミ生であった、あなたの実名を思い出せない。
SNSの時代でも、
きっとあなたは本を書いているに違いない。
あ、もう一つ "しまった"ことをした。
直筆のサインを、もらっておけばよかった。
~~ 後記 ~~
バイトのお話も、ブースカの存在も
確実性は言えません。
あの頃の同級生で、今の彼を知っていたら
是非、私に教えてください。
情報提供者の方には、ラーメンをご馳走しようかしら。
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