年の差が、約60才もあるおばあちゃんと孫では、
私の "時の変遷ガイド" が必要なよう。
~~ ある日の会話 ~~
息子 「今年の夏は、海外旅行も徐々に解禁だね。
おばあちゃんが心配して
お薬を買ってくれるって。」
母 「何の薬?」
息子 「まず、正露丸だって。
僕、飲んだことないよ。」
母 「整腸剤よ。下痢の時に昔はよく飲んだらしい。
あなたが飲む、ビオフェルミン錠剤だよ。」
息子 「え? 歯痛にも効くんだってさ。
旅先で、歯が痛くなったら
柔らかくして、歯に詰めるようにって。
おばあちゃんの常備薬らしい。」
母 「歯痛用薬なら、バファリンがいいかも。」
息子 「それから、赤チン。」
母 「ああ、マキロン(消毒薬)ね。
それから?」
息子 「粉の龍角散。ちょっとむせるけど
かなり効果はあるらしい。」
母 「龍角散トローチがいいかも。」
息子 「それから,桃のはな。
それも、僕知らない。」
母 「う~ん、
それはもう、売っていないかも。」
息子 「それから、オロナインH軟膏。
火傷にも効くらしい。」
母 「旅先で火傷? 心配は薄いけど、
しもやけ、あかぎれ、擦り傷、切り傷にも効く
万能軟膏。
ま、夏の旅行だけど、クリーム代わり?
髭剃り負けする可能性もゼロに近いけどね。」
母 「そうそう、お兄ちゃん。
バンド・エイドと酔い止め薬。必需品よ。
忘れずにね。」
・・・昭和・平成・令和が、
ようやく、この2つで異世代文化融合。
が、まだまだありました。
ホッカイロ・シップ薬・ピップエレキバン・
アンメルシンetc.
うっ、大荷物!(笑)
おばあちゃんの親切に、助けられます。
旅行の後は、
すべて、我が家の薬箱にしまっておけます。
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"世界一の親バカ"の私の母も、
やはり世界一の "バババカ"。
孫達が、かわいくて、心配で仕方がない。
母の方が、今では配慮される側の年齢です。
本当にありがたい。
(人の賑わいも、戻ってきましたね)
~~ ひと言 ~~
製薬会社の方へ。
長年、時代に応じた医薬品(医薬部外品も)を
提供してくださり、感謝です。
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