あなたが、もしもの折、
黙って、お金を貸してくれる人が
果たして何人いますか?
あなたが家を失ったら、気安く
家に泊めてくれる人が何人いますか?
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ウクライナの問題は、
いまだ即効的解決策もなく
ただただ、これ以上の被害が出ないよう
一日も早い解決を望むばかりです。
そんな中、ウクライナの人は
「今、生きること」
「明日から、生をつないでいく方法」を
必死に探っています。
世界幸福度・ランキングで
1位のフィンランドも、
公共施設が、シェルターにもなる設備を有し
"有事"に備えています。
"中立"という立場を脱し、
国を守るべき様々な案を模索しているのです。
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「財産」には、有形・無形という分類があります。
ここで、もしも
自分がウクライナ市民であったなら、
と考えてみる。
最後に頼れるものは、何か?
「家」・・たくさんの町が破壊されました。
「株券」・・???
「お金」・・生活、避難のためには必要。
「身分証明書」・・海外脱出のお役?
(ナチからの逃亡のように)
「親類」「友人」・・それは
助けあえる生命体。
物騒な話題ですが、平和な暮らしが望めない時には
「安全」と「健康」が何よりタカラだと思います。
ある程度の有形財産は、もちろん必要です。が、
緊急時には、無形財産こそが
あなたを助けてくれます。
金言・・「まさかの時の友こそ、真の友」
「お金の貸し借りは、友人を失う。」
という人もいます。
それも事実としてあります。
あなたがホントに困った時、
去らない友人が1人でも多く居たら、
それこそ、"無二の財産"ではないでしょうか。
親の愛を利用したオレオレ詐欺も
いまだに、無くなりません。
つまり、無償の愛は存在するという確証。
何の見返りを求めず、
あなたの幸せと無事を祈ってくれる人。
こんな人の財産にも多く恵まれる人こそ
真に豊かな人になれるのでしょう。
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話が少し話が変わります。
我が家の教育方針は、少々、異風なよう。
「貯金しなさい」というより、
将来の自分に投資しなさいと伝えています。
ある日突然、お金は無価値の紙きれに
なってっしまうかも知れません。
むろん、日ごろの備えの貯金は大切です。
それよりも、若いうちは
貴重な体験や修行、勉強、読書、人との交流や
健康維持にお金を遣いなさい、と話します。
私個人の振り返りからいえることです。
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お付き合いのなくなった知人の実話です。
お金持ちの家に生まれたH君は、
親の多額の財産を失くしました。
私の知る限り、
彼は、努力とか鍛錬というものには
とんと縁がなく、
親は、彼が商売をしたいといえば
その都度、充分なお金を与えました。
2回、自営業をつぶし
その失敗談を
友人たちに、自慢気に話していた彼。
今は、どうしているでしょう。
それらを教訓に、
今は充実していてほしいと、願います。
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お金持ちに生まれなくても、
"生きる実力のある人"には、お金はついて回ります。
反対に、それがない人は
現在がお金があっても
失っていく方も、多いようです。
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あなたの真の"財産"とは?
この問いに対して、何が正解なのでしょう。
うちの子供達も、
死を意識した時に初めてわかる事
なのかもしれませんね。
偉そうに
この記事を書いている私自身も
いまだに修行中です。
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