故人の日記を読んだことがありますか?
私は、亡父が日記をつけていたら
読んでみたかったと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
父は、昭和3年生まれですから
もし、日記が遺っていたら、
戦争のこと、徴兵生活の日々が
そこにあったかもしれません。
母に尋ねたことがあります。
「もし、お父さんの日記が出てきたら
読んでみたいと思う?」
母の答えは、現実的。
聞いたタイミングも悪かったのでしょう。
故人の私物整理や、接客に追われていた中、
穏やかな生活を取り戻したい気持ちも
母には、強かったのだと思います。
「日記には、どんな個人の秘密が
書いてあるかもわからない。
見つかっても、処分するかもしれない。」
夫婦として、半世紀を共に暮らした母と
親子として、その半分の25年しか
共に生活しなかった私と、
考えが異なるのは当たり前。
最近「アンネの日記」が話題になる中で、
"父の日常"を読んでみたかったと強く思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今は、SNSの時代。
多少なりとも、"自分"を発信しておけば、
子供の目に触れる機会があるかも?
オバサンは、ふと思ったり・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
熟年を迎えた今でも、父に会いたい。
この情動は、たぶん消え去ることはありません。
死に目に会えず、形見らしいものも手元にもなく、
何が私と故人をこんなに深く結びつているのでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
駒込は植木の町。
以前のブログで、ご紹介したとおり、
"染井吉野" サクラの発祥の地です。
今は"つつじ"が満開。
駒込の人々の自慢の一つでもあります。
(また、文豪の愛した町でもあります。
自慢を垂れまして・・笑)
JR山手線の駅前の風景も随分と変わりました。
隣の駅は、おばさんの原宿として有名な
あの"巣鴨"です。
いつか"巣鴨のお地蔵さん"も
私なりのご紹介をしたいなあと思っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夏近し。
ゴールデンウイークを満喫いたしましょう。
一覧へ戻る