「幸福学」なるものがあります。
この言葉自体に、多少の違和感がありますが・・
~~~~~~~~~~
幸福学研究者によると、
「ハッピー」とは
"今、楽しいか"という短期的な尺度。
「ウェル・ビーイング」とは
"人生に満足しているか"という長期的なもの。
前回のブログで、世界幸福度調査で
日本は54位(世界150か国中)という話をしました。
また、
このような発表が発表がありました。
米・オハイオ州立大学の研究です。
「人からサポートを受けることは、健康に良い。
が、身体の炎症(血液検査測定)について、
サポートを受ける側でなく、
"家族や友人に社会的なサポートを提供できる"
と答えた人ほど血液検査の炎症数値が低い。」
というものです。
(炎症数値が高いと、心臓病やガンの発症リスクが上がります)
但しこの研究は、人々が喜んでやりたいと言ったことを調べた結果であり、行動したのかを調べたものではありません。
~~~~~~~~~~~~~
つまり「他人や見知らぬ人をサポートしてあげたい」
という思いやりの気持ちが、
炎症数値を下げるようです。
"心"の持ち方で、身体の健康状態がよくなるとは、
神様は、素敵なプレゼントをしてくださいました。
~~~~~~~~~~~~~
日本人は、諸外国に比べボランティアや
募金活動が少ないと、よく言われます。
最近では、スーパーでも、
ウクライナ支援募金が簡単に出来るシステムや、
役所に募金箱を置くなど、
日本も、顕著に助け合いの輪が広がっています。
世界を巻き込んだ紛争において、
"自他の幸(さち)"を、
もう一度考える機となっています。
繰り返しますが、
来年の世界幸福度調査は、どうなるでしょうか。
~~~マタイによる福音書 第6章33節~~~
「何よりもまず、神の国と義のみを求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」
一覧へ戻る