「イエス・キリストは、あなたの一番うけいれがたい姿で、あなたの前に現れる。」
(マザー・テレサから"青年塾"代表・上甲晃氏への話)
同氏の記事は、今の私たちのために書かれたような文章でした。
解釈すれば、人を救おうと志す者が、
本気かどうか確かめるために、
私達の一番受け入れがたい姿で"それ"は現れる
という意味。
ここで素朴な疑問です。
"救われるべき人"とは、
この戦争に巻きこまれているすべての人
この戦争に心を痛めるすべての人
ロシア当局?
そしてプーチン大統領?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もしもマザー・テレサが生きていたら、
プーチン氏こそ"救い"が必要なのだと
言うだろうか?
プーチンも私達たちと同じく
"神の子・イエスである"と教えるだろうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は、今のロシア当局の犯した殺人は決して許さない。
今すぐに侵攻を中止しても、
殺戮された人々は生き返らないし、
破壊された町の復興は、ほど遠い。
兵士だから死んでも仕方がない、なんて
肯定できる訳がない。
歴史からみれば、すべては結果論となる。
紛争犠牲者を "意義ある犠牲" とは
永久に変換できないし、してはいけないのだ。
以前、日本にも「名誉の戦死」なる迷言があった。
話は飛びすぎるが、
イスラムの「自爆テロ犯」は、
この言葉を、慰めにしようとしのかもしれないと、
ふと思った。 憐れ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年のお花見も、コロナ禍で自粛モード。
ウクライナへの緊張の思いからか、
桜見物の人が、真剣に花見を楽しんでいるように感じられる。
お酒も歌も余興もなく、あるのは、まさに桜の木。
今までになく、花の風情そのものを
深く味わっているかのよう。
その木々達は、目に見えない地の下に
命をつなぐ根を保とうとしている。
が、人間は、目先の損得に囚われながら、
一体、何をしているのだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すべての魂に、幸せがなだれの如く
降り注ぎますように!
一覧へ戻る