数日前、結婚式がありました。
朝から私の眼は、ナミダでいっぱい。
娘の艶姿を、写メで何枚撮ったことか。
(招待客の娘の変身ぶりに、ウットリする親バカ)
その朝は、母の想い出話から始まった。
よくあるケース。
従弟が40年前に玉姫〇で、結婚式を挙げた時の出来事。
当時の披露宴は、お仲人さんもたてて、
派手に行うのが一般的。
特に、田舎では玉〇殿さんでの式が
地方豪族の宿命たるや!
つまり、あまり結婚式場がなかったのです。
(玉姫〇さん、失礼申し上げます)
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半世紀もたたないうちに、
披露宴の演出、余興も様変わり。
昔と変わらないモノは、会社上司様方の
伝説の決まりきったスピーチくらいでしょうか?
(またまた失礼申し上げます)
(あ、写真を間違えた。下のお料理が正しかった)
当時の玉姫〇さんのお料理は、
さすがの私もデータでもっていません)
義理堅い私は、型通りのご挨拶の文言を拝聴し、
ご両人さま(新婚さん達)が
大変ご優秀で、ご立派で、人望も厚く・・・
お似合いの二人の"運命の出会い" を
初めて知りました。
(いや、持つべきものは良き友ですな。
昔も今も変わらなりません)
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宴もたけなわ。
その時、事件が発生した。
お色直しのために中座した新郎、新婦がご入場。
会場にドライアイスが立ち込める。
何やら、素敵な予感!=嫌な予感的中。
うっすらと、白霧が消えてゆくなか、
天空からゴンドラが降りてきた。
そこに現れたのは、
王子様とシンデレラガールの謎の微笑み。
そう。その中には、
和装から洋装に衣装替えした二人が
キャンドルを手に、棒立ちになっていた。
唖然・・
それは "モナリザ" のそれよりも、傑作?
怪作だったこと、紛れもない!
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私も含め新郎一族は、ほろ酔い加減もぶっとんだ。
思わず、新婦家族のご様子を伺うと
ご両親様とも、
娘を嫁に出した万感極まる思い。
下を向いて、ハンカチで顔一面を抑えていました。
顔を上げる様子は,全くありません・・・
一方、新郎の親族席を眺めてみると、
恥ずかしさのあまり、首部を垂れっぱなし。
出席者全員の気持ちを、
最も共有できた催しでした。ハイ。
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思いませんか?
・・もう一度やりたい(思い通りの結婚式を)!
考えちゃダメよ。
・・もはや、やり直せない(結構生活自体を)?
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