(笑う達磨さん・八方吉!)
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2022年・寅年 お正月
(もういくつ寝るとお正月~♪♪♪)
早いもので今年も暮れます。
お陰様でアイムホームも良い年となりました。
心より御礼申し上げます。
「お正月」というと、皆様どんな思い出がおありでしょうか?
昭和のど真ん中にタイムスリップ!
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年末大掃除やお正月の準備で、大人たちはとても忙しい。
学校も休みで、きれいに埃の払われた玄関にお飾りや門松が立つと
子供の心も何故だかあわただしい。
"何にあわただしい"かは、わからない。
今でもその正体は不明である。
一年の節目という"引き締まる思い"とある種の寂しさ、実体のつかめない"何かへの期待"が混じっていたのだと思う。
お寺で除夜の鐘をつきだすと、心が洗われる。
百八ツ。鐘の音。
眠たい目をこすりながらも、夜中の12時までは睡魔に勝てず、
ふと目が覚めると、すでに母がお雑煮の支度をしている。
台所からなんともいえないお正月の臭い、湯気が漂ってくる。
しばらくまどろみながらも布団から這い出てくると、そこは1月1日お正月。
お年玉をもらっておせちを食べて・・・
決まり切った厳かなお正月がありました。
着物を着せてもらって、近所の子供といつも通りの遊びが始まる。
年末からやっていた、コマ回しも、メンコも羽根つきも、
着物を着ていては少々勝手も違い・・まあ、そこがお正月らしかったのでしょう。
お昼に家に帰ると年賀のお客人たちが集まり始め、ワクワクすることがすでに始まっていた。
早々にお昼ご飯を詰め込み夕方まで遊んで家に帰ると、
すでに酔っ払いたちの宴もたけなわ。
子供には嫌なお酒の匂い。特に日本酒の臭いは鼻をつく。
お客人たちにお年玉をもらうのは嬉しかったですが、
やはり"大人の世界"にビールや日本酒を運ぶのは、億劫な仕事でした。
こうして新年の貴重な一日は暮れていく。
1月2日、今日こそ何かきっと素晴らしく良い事が起こるに違いない。
卓につくと、きれいに整え替えたおせちのお重箱が、
まだまだ威厳をもって中央に君臨している。
大好きは栗きんとんもまだたくさんありそう。
煮物も味が染みて一段と美味しい。少し味は濃くなったようだけど。
今日もいつも通り、近所のガキンチョ達と夕方まで外遊び。
夕暮れ時に家に帰ってみると・・・
いつもと同じ。
なんだか今日も待ち遠しいことがやってこない。
まあ・・
こんな風に、一日ずつ過ごしながらも、期待を持ちながらも
別段、特別なことはやってこないまま「松の内」が明けていきます。
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あの子供の頃のお正月らしいお正月は、どこへ行ってしまったのだろう。
"特別なことをいくら待っても何も起こらない"と諦めてしまってからは、
あのお正月らしいお正月は、どこかへ消えてしまったようです。
(店長日記・・時折、思い出に心を寄せると幸せが満ちてきます)
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