「花無心招蝶」(花は無心にして蝶を招き・・・)良寛の漢詩ともいわれる
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「心理言語学」というと、とても堅苦しい分野に思えます。
それがとても面白いんです。
私なりにかみ砕いてお伝えすると、"その人の使う言葉はその人そのものを表す"らしい。
「どんな言葉を選ぶのか?」・・・歩んだ人生、人柄、教養、知性etc すべてです。
私は文章を読むことが大好きで、「うん? これはホントにこの人が書いたのかしら」と思ったり、
いたって平たい文章の中にも、"人となり"が心に染み入り、感銘を受けることもあります。
心理言語学を少し勉強して、自分の言葉遣いを振り返ってみました。
人のちょっとした言の葉が、他人を心地よくさせたり不快にさせたりします。
教養があるとはいえない私は、「思いやりのある言葉」を発していこうと深く反省。
年を重ねるにつけ、言葉だけでなく、何気ない表情やファッション、持ち物、髪型等のすべてが、"人物"を表すのだと実感します。
反対に、取り繕った自分でも、他人に対して暖かい表現をするよう心掛けていけば、自然とそんな自分になれるのではないでしょうか。
~~~上記の続き句~~~~~~
「花無心招蝶 蝶無心尋花」
(花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ねる)
意味・・花は教えられるでもなく蝶を招き、蝶は導かれるままに花に寄り添う。
いつかそんな"花"になりたい。
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