(ケイトウ畑 2021年9月 長野にて)
昨日、元横綱白鳳の引退会見と眞子様のご結婚報道がありました。
今日、多くのメディがこれらのニュースを同じ目線で報道してます。
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モンゴルから来日した彗星・元「横綱白鳳」。
すべての思いを胸にギュッと詰め込んで "引退の花道" を味わったことでしょう。
華やかな場面を思い起こす一方、「ガッツポーズ」問題など、彼の責でないと思う問題も多々報道されてきました。
モンゴル育ちの白鴎は、来日後すぐに角界に入りました。
その青年が入門後、相撲会の長い伝統のすべてを心と体で理解するには、かなりの時間と本人の努力、周りの支えが必要だったことでしょう。
オリンピック選手のガッツポーズは賞賛されるのに、なぜ角界では咎めがあるのか。
また、ご自身のお気持ちを貫いた眞子さまは、3年ぶりに小室さんと再会されるとのこと。
なんとも喜ばしい事でしょう。
この意見に違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
日本では「包み隠す文化」「謙遜」「謙虚」「慎み」「和」「分をわきまえる」などを重んじ、いまだに「自我」という西洋文化が苦手だからです。
(個人の思いです。すいません。)
仏教が深く根付く我が国では自然なことなのでしょう。
おふたりとも"厳しい"日本の伝統世界に、長く身をゆだねてこられました。
またおふたりの違いは、白鳳は外の世界から日本の伝統文化の世界へ入り現役引退後も同じ世界で生きて行くこと。
反対に眞子さまは、そこから外の世界へと出ていかれるお立場です。
ですが、おふたりには自分の大切なもの、人生の宝に出会えたとう幸せな共通点があります。
白鳳は「相撲」であり、眞子さまは小室圭さんという伴侶です。
白鳳の言葉通り「人にやさしく自分に厳しく」・・・そうありたいものです。
新しい風潮を受け入れることは容易ではありませんが、これからの時代に合った価値観を持つことに目線を変えていきましょう。
前例がなければ良い事例を作ればよい。時代に合わない中学校、高校の校則が見直されようとしているように。
また眞子さまのお幸せを願う気持ちを、結婚後の眞子さまをそっとしておいてあげることで表わせたら素敵だと思いませんか?
元横綱 白鳳関、感動をありがとうございました。あなたの痕跡が日本の国技「相撲」の人気を維持してきたのです。
眞子さまのこれまでの"皇族"としてのご公務の任に、深く頭が下がります。
これからご自身の人生を恐れずに歩まれていかれますことを・・・
「親方道」「民間」の舞台へと、それぞれの花道を進みゆく二人に、感謝を込めてお祝いを述べたいと思います。
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「乳母は置かない」「ナルちゃん憲法」で皇室に新しい風を吹き込んだといわれる美智子上皇后様。「国民に寄り添う皇室」の礎を築かれました。
美智子さまもおっしゃられています。「先人たちの導きがあったからこそ歩んでこれた」のだと。
繰り返しになりますが、私たも今までの良い伝統を踏襲しつつ"今の時代の風"にのった文化を築いていきませんか。
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