なぜだかあまりTVを観ない私も、パラリンピックのハイライトシーンにはくぎ付けになる。
理由はわからない。ただただ勇気をもらい、自分も強く生きていけると確信できる。
毎年この時期は、夏の高校球児達の涙にハートが突き刺される思いでいっぱいだった。
(両チームに勝たせてあげたい!・・いつも甲子園の砂を持ち帰る姿に涙がとまらなかった。今思えば彼達もまた幸せだったとわかるのだが。)
男子競泳100m 平泳ぎで木村敬一選手(視覚障害SBⅡ)が見事「銀目メダル」獲得。
インタービューにもブッ飛んだ!
「"金"狙いしてたけど"銀"でよかった。最高の色!」
"銀"でよかったとは、"銀メダルが獲れてよかった"との意味。
外国の義足の選手の言葉も忘れられない。
「観衆は僕らの障害に同情して応援してくれるのでなない。純粋に僕らの競技への賛美である。」
「2020東京パラリンピック」は私の心に深く刻まれ、しばらく消えることは無い。
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東京オリンピック誘致の折、瀧川クリステルさんの「おもてなし」の心が話題を集めた。
それから「阪神・淡路大震災からの復興」がテーマになり、やがて「コロナ克服のあかし」へと・・・
しかしその趣旨は見事に打ち砕かれた。
「おもてなし」の心は果たして通じたのだろうか?
無心にTVを見ながら、そんなことどうでも良いワと思えてきた。(笑)
ひたすら競技に燃え、自分達のパーフォーマンスを堂々と披露し、素直に自己を賞賛する選手たちに "ありがとう" を贈ってる。心がハグしてるよ!
個人的には、オリンピックもパラリンピックも開催して良かったと思う。
「亡命問題」("誰もが生きる権利" とでも表現した方が良いだろうか)をはじめ、日本が極めて不得意とする部分が浮き彫りになったからだ。
邦人、外国人を含めて「助けてといえる国」こそ、これからの日本の在り方であってほしい。
あの選手たちの "汗" に応えるためにも!
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