期待通りやってくれました! おめでとうございます。
パラリンピック大会3日目の8月26日、男子競泳100mの自由形で鈴木孝幸選手が見事に金メダルを獲得。
選手の皆様は、嬉しい気落ちと"周りへの感謝"を同時に語ります。ハッピーな気持ちが広がり、"優勝の瞬間"と同じくらいインタービューでも"熱い思い"がグッときます。
(スペシャル)オリンピックの時と現在ではコロナ感染状況は違ってきています。新たな課題は「開催してよかったオリンピック」にするために、選手、大会関係者、観戦者のみならず、オリンピックにあまり関係や関心をもたない人々の行動、考えにも成功の鍵がかかっている点です。
前回のオリンピックから5年。大きく時代は変わりました。というのはIOC(国際オリンピック委員会)が「オリンピック」という名称を許可しているのは「スペシャルオリンピック」「パラリンピック」と「デフリンピック」の3つ。
("デフリンピック"とは「世界ろう者競技大会」 次回は2022年5月1日からブラジルのカシアス・ド・スルで開催予定)
競技大会を選手の身体的特性で分けて行うことは大いに意義のある事ですが、なぜかデフリンピックは、これまで日本で大きくメディアに取り上げられる事はありませんでした。
私がもっと残念に思う事があります。「心のバリアフリー」を考えた場合、もう一つオリンピックがあるべきです。
それは"ジェンダーフリー"の、つまりは性別を「男子」「女子」という分け方のないスタイルの国際大会です。
「男子」「女子」とは主張できないアスリート達が活躍する世界的なイベントが果たしてあるのでしょうか?
以前、ジェンダー問題を抱えている方の手記を読んだことがあります。そこには想像すらできなかった文章が綴られていました。
詳細は書きませんが、未知のことで"未知であってはならない"事実を知り、心に重たく残っています。
じゃあ、私が何をしてきたのかと省みると、正直言って大きな口はきけません。
ただただ、ジェンダー問題について「争いや批判ネタの報道が少なくなる世界」の早期の実現を願って発信しています。
ウイズコロナはもう少し続きそうですが、心穏やかに過ごしていきましょう。
一緒に希望を見出しましょう。
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