76年前の夏、広島に「ピカどん」が落ちた。
8月6日(金)8時15分、黙とうをささげたいと思います。
日本人として忘れてはいけない日が年に5日あります。
「東京大空襲」(1945年3月10日)B29の恐ろしさを知る。
「沖縄慰霊の日」(1945年6月23日) 日本国土で唯一地上戦が行われた沖縄の慰霊の日。
「広島原爆投下の日」(1945年8月6日)世界で初めて原子爆弾が投下された日。
「長崎原爆投下の日」(1945年8月9日)二度目の原爆投下の日。
「終戦記念日」(1945年8月15日)第二次世界大戦終結。
つい先日、「黒い雨」訴訟で原告が全面勝訴した記憶は新しい。また同名小説も有名である。小学校時代に読みんだが、ちょうど長崎の「原爆記念館」「平和公園」を訪れた後であり、これらが旅行の「思い出」というより「忘れてはいけない事実」として心の礎石になっている。
約15年後、長崎の原爆記念館を再訪したが、すでに「犠牲者の遺品・写真」や「負の遺産物」が物質的風化のため減少していました。
今、写真は3Dで標本はデータでと、デジタルでの保存が進められています。
「語り部」の多くはすでに亡くなられ、次世代へ引き継ぐ使命が急がれます。
「原爆投下」によって大戦を終結できたことは確かかもしれませんが、それにより私たちが得たものは「何?」
「日本が唯一の被爆国」? 本当ですか?
つい最近もフランスが核実験で他国民に多くの被爆者を出していたこと明らかになったばかり。
戦後76年間(正確に言えば第二次世界大戦から)私たちは何を学び、何を成してきたでしょう?
「原子力の平和利用」「世界平和を守る大義名分での核開発」
これ以上は書きませんが、今回のオリンピックでも「平和の祭典」という大義名分に疑問を持ちました。
東京オリンピック2020の開催前にも政治的思惑や人権問題が表面化し、開催後にはIOCのバッハ会長が「広島原爆の日」に黙とうはしないと発表しました。
コロナも含めて我々は試されているように感じます。私はキリスト教徒ではありませんが、聖書の教え「ノアの方舟」が現代にも通ずると思うと言葉がありません。
みなで「ノアの方舟」に乗りましょう。
「ずっと戦争が終わった時代」を生きるため、「原爆」「コロナ」も、いい意味で"世界史の暗記項目" "遠い過去"になるよう行動すべきです。
すべての魂に幸せがなだれの如く降り注ぎますように!
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