7月4日・5日の「大雨」 被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。 私ができる事? 少々の募金をすることくらい。
・・2011年 東日本大震災・・
福島のボランティア活動に参加した友人(S・T)さんから聞いた、チョット辛かった私のお話を聞いてください。
Sさんは糖尿病の持病があますが、被災地支援のためボランティア活動に参加しました。彼女は家の中の片づけや「炊き出し」のお手伝いを希望していました。
彼女の担当は個人宅の比較的被害の小さい家の片付けになり、「何からお手伝いしますか? 家の中の掃除でも畑のゴミ片付けでも、何からやりましょう?」確かこんな会話だったそうです。ところが被災者の方は「これからここに住むかどうかわからないし、畑もやめるかもしれない。放っておいて・・」との希望。そしてボランティアの方々との雑談をしたそうです。彼女は被災地の「計り知れない先行きへの不安」を垣間見た気がしたと言っていました。
一方私たちは、TVや紙面を通しての被災地しか知りません。追うごとに報道の頻度も減ってきます。2020東京オリンピック招致は、被災からの復興からの「証」が掲げられていましたが、いまや「コロナへの勝利宣言?」に変わろうとしているように思えるのは私だけでしょうか?
被災地に寄り添ううことは「募金」でもできます。コンビニの募金箱に小銭でも「気持ち」を贈れば素敵ですね。また、皆が日常を送り「経済活動」をすることも広い意味で「支援」に繋がると思います。
募金は1円でもいいですよね、1円玉のお兄さんは5円玉、5円玉のお父さんは10円玉、10円玉のお父さんは etc.
みんなの少しの気持ちが、徐々に大きな支援につながりますように。
・・「深悲生悟中」・・多宝塔碑(唐の時代 712年)刻記
意味 「深い悲しみの中に心の悟りが生まれる」 仏陀(ブツダ)の「四苦」は「生・老・病・死」
(「正しくは「四苦八苦」 あと4つ、ブツダは人間の苦しみについて教えてくれています)
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