もっと手軽に和菓子を楽しみたい!
基本的なマナーさえ踏まえておけば、難しいことはありません。
黒文字やお懐紙、風呂敷など、日本の美しい習慣を暮らしに取り入れてみませんか?
Q.持参した菓子折を渡すときに、注意することは何ですか?
A.風呂敷に包んで持参するのが正式です。
しっかりと結ばなくてもいいので、さっと包んでおいて、お渡しするときに
風呂敷から出して手渡しします。
風呂敷がないときでも、紙袋ごと渡すのはマナー違反。
必ず紙袋から出して渡したうえで、「袋をお使いになりますか?」
と尋ねて、先方が袋を使われる場合は畳んでお渡しします。
Q.和菓子は手で持って食べてはいけないのですか?
A.干菓子のように手で食べる和菓子もありますから
必ずしもダメということはありません。
もし、どうしても黒文字が使いにくいときは、ひと言、
「すみません、手で頂いてもいいですか?」 と断れば失礼にはあたりません。
自分がおもてなしする際にも、お客様が気兼ねしないように
「よかったら手でどうぞ」と言ってお出しするといいそうですょ☆
Q.お客様にお出しするとき、気をつけることは?
A.和菓子に合ったお皿と黒文字、お絞りも添えれば完璧!!
と言いたいところですが、さらにお茶にも気を配って
茶托を敷いてお出しします。
湯呑みと揃いのものでなくても、木や竹のコースターなど汎用性が高いものを
もっておくと便利です。
これは略式ですが、大人数の集まりでは和菓子を皿に盛り入れ
お懐紙と一緒にお配りすることもあります。
Q.手土産の和菓子、どんなものを選べばいいですか?
A.基本的なことですが、先方の人数や好み、食べる場面をよく考えて選びます。
その日に食べるための生菓子なのか、日もちするものがいいのか。
もし会社に持っていくなら、配りやすく、小分けされた和菓子がいいですよね。
また、お祝い事でなくても贈り物に熨斗は必用です。
無地の熨斗紙でいいので、お店の方にお願いしましょう ♪
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