~水引飾り~
水引は和紙を縒(よ)って、紙縒(こよ)り状にしたヒモで
慶事には5本、7本、9本の陽数を使用します。
約40cm長さの大王松に白の水引をあしらった松飾り。
水引は、約45cm長さの白を陽数の本数束ねて
直径8cmほどの輪を作り、松の枝に留めます。
~お気に入りの道具を一器多用~
【 食卓でのおもてなし 】
カジュアルなおもてなしには紅白の和紙やトレー、陶磁器で工夫を♪
左側写真 : 屠蘇器がないときには、銚子を片口でアレンジして。
有田焼きなどの華やかな絵皿をトレー代わりにし
銀彩の片口、白磁のぐい呑みなどをのせます。
右側写真 : お茶の時間には赤い和紙に白を重ねて。
“ 水切り ” という方法で和紙を裂くのがポイントです。
四角く折り、折目を水で湿らせて手で裂くように切ります。
~おもてなしの心を伝えるしつらえ~
お正月飾りは、そもそも歳神様を歓迎し、もてなすためのもの。
また、「もてなし」、「しつらえ」は、日本の文化である茶の湯の心にも通じています。
新たな気持ちで迎える新年には、古きよき日本の文化を見直して
お客様や友人、家族に喜んでもらえる心配り、演出をしてみてはいかがでしょうか。
~END~
一覧へ戻る