温泉分析書の泉質名は、入っている成分の組み合わせで
記載されています。
「ナトリウム-塩化物泉」 のように単体の成分なら集中型
「酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉」 のような場合は
複数の特徴をもつマルチ型ととらえましょう。
泉質は大きく分けて9つ!!
(この他にも様々な泉質があります。)
・単純温泉 ・炭酸水素塩泉 ・酸性泉
・塩化物泉 ・硫酸塩泉 ・二酸化炭素泉
・硫黄泉 ・含鉄泉 ・ラジウム・ラドン泉
~すべすべ美肌になりたい~
つるりと汚れを落とす 「 炭酸水素塩泉 」 や 「 アルカリ性の温泉 」に
特に 「ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)」 は、
古い角層を落としてすべすべ肌に。
またアルカリ性の温泉(PH8.5以上)もクレンジング作用が!!
ポイント:入浴後は、体全体がクレンジングされた状態に。
放置せずに、たっぷりのスキンケア+ボディケアを。
美容効果がアップします。
~しっとりツヤ肌になりたい~
保湿作用の高い 「硫酸塩泉」 「塩化物泉」 に
特に 「ナトリウム-硫酸塩泉」は保温作用が高くしっとり肌に。
塩化物泉は、塩成分が肌の水分や熱を守るため、
しっとりホカホカが持続します。
ポイント:入浴前と入浴後にたっぷりの水分補給を。
源泉の温泉ならお風呂上りにシャワーで洗い流さず、
かけ湯で美肌効果をキープ。
~芯までじっくり温まりたい~
保湿タイプの 「塩化物泉」 「含鉄泉」 、血行を促進する 「硫黄泉」 に
塩の温泉は “ 熱の湯 ” とも呼ばれるほど温め作用が高く
湯上り後もポカポカに。
「 含鉄泉」 「硫黄泉」 も保温や血行促進に優れています。
ポイント:無理して長湯すると、のぼせる場合も。
額がじんわり汗ばんだら一度上がって休憩する “ 分割湯 ” を
2~3回繰り返すのがおすすめです。
~すっきりダイエットしたい~
めぐりを整える 「硫黄泉」 「二酸化炭素泉」 、
発汗を促す 「塩化物泉」 に
滞りがちな流れを整えるなら、デドックスタイプの
「硫黄泉」 「二酸化炭素泉」 に。
保温作用のある 「塩化物泉」 は発汗作用も期待できます。
ポイント:滞在中は、散策などからだを動かす時間をもって。
夕食は野菜や山菜がたくさん摂れるバランスのよい食事を
セレクトしましょう。
~肌やカラダをリセットしたい~
ピーリング作用のある 「酸性泉」、
からだの調子を整える 「ラジウム泉」 に
引き締め作用がある 「酸性泉」 や 「 アルミニウム泉 」 で肌をリセット。
また体調を整える 「ラジウム泉」 にゆったりつかっても。
ポイント:酸性の温泉は刺激が強いため、
肌を擦らずそっと入浴するだけに。
温め作用のある 「ラジウム泉」 ではのぼせないように注意。
~ゆったりリラックスしたい~
マイルドな 「単純温泉」 や 、香りに癒される 「モール温泉に」
配合物質の合計量が少ない単純温泉はおだやかな肌触りが魅力。
また、太古の直物が起源の 「モール温泉」 は、木材のような香りに
癒されます。
ポイント:滞在中は山や海などの景色を眺めてのんびり過ごしましょう。
特に疲れているときには、リラックスにつながる海洋性温泉が
おすすめ。
連休最終日の今日当たりいかがです?(´ ▽`)v
~END~
一覧へ戻る