【 エコキュート 】
空気の熱を利用してお湯を沸かすエコキュート(CO2冷媒ヒートポンプ給湯機)は
2011年に商品化され、2011年には家庭用の累計出荷台数が、300万台を突破。
住宅用給湯器の定番としてすっかりお馴染みの存在となりました。
このほど、「 エネルギーの使用の合理化に関する法律(通称省エネ法)施行令 」
の一部が改正され、エコキュートが 「 トップランナー制度 」 の対象となりました。
今後の機種選びにも影響してくるでしょう・・・。
4年後には効率3割UP!?!?
「トップランナー制度」 とは、基準の策定当時で最もエネルギー消費効率のよい
機器の性能を基準として、機器ごとの省エネルギー基準を定めるものです。
既にエアコンなどは、トップランナー基準に則った製品が多数を占めるように
なっています。
今回の法改正により、トップランナー制度の対象となるのは
年間500台以上を製造する事業者で、全てのCO2を冷媒とする
家庭用ヒートポンプ給湯器です。
ただし熱を給湯器以外の用途(床暖房など)に利用する機能がある機種は
対象外となります。
2017年度を目標年度とし、現在の目標基準に対してエネルギー消費効率改善が
27%となることを見込んでいます。
つまり、今から4年後には、トップランナー制度の基準に適合する機種の効率が
今より3割ほど向上するだろうということです。
既に基準となる消費エネルギー消費効率が、仕様や機能ごとに決められています。
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