またまた驚きの出生率が発表になりました。
地方では、女性が都会に出て行ってしまうことで、将来消滅してしまうだろう地域の発表もありましたね。
先日テレビから、女性が地元を離れていく「理由」が取り上げられていました。
私たちの若いころ「ガラスの天井」という言葉がありました。
その頃から見れば、かなり向上したというか、ガラスの天井という言葉を聞くことが減って来たと思っていました。
いやいやそんなに甘いものではありませんね、現実は。
核家族化が進み、育児の負担は依然より大変かもしれません。
大家族の中で産みっぱなしで仕事を続けてこられた私の方が、社会的な活動はやりやすかったかもしれません。
えー、でも我が子を育てるという楽しみを十分味わうことなく、後悔もいっぱいでしたけどね。
地域に残らない理由の中に、イベントでも女性が料理の準備片付けをするのが当然というのが嫌だとありました・・・・・・正確には違う言い方だったかも。
40代の頃、ある団体の懇親会で、当然のように「水割りのお替り」をつくることを要求された私。
その時の違和感を思い出しました。まるでコンパニオンの代わり?
いえー、お隣に座った方のお酌は、コップや猪口が空にならないようにするのは当然隣席の私の責任です。
それを離れた私に声を掛けたのは私が女性だったからなのでしょうね。
「オーイ、お茶」で過ごされてきたのでしょうね。
こういう感覚の方の存在が、今や女性が都会に出ていく原因になるとは・・・・・。
仕事の関係の協会団体には、当然女性委員会がありました。
会員は会社の代表者と役員です、当然年会費は同じなのに。
役員を選出するときには、女性は女性委員会から何名という基準で選出されていました。
女性は怖いから、人事は穏便にということだったのでしょう。
10数年前、女簪はいらないから、1人前に扱ってくださいと、女性委員会を返納しました。
こんな不思議なことが、まだ横行しているのですもの。
見回せば、女性会なんて作っている会多いのではと思います。
研修の場になるともいえますが、それは女性は格が低いという認識が潜在的にあるのでしょう。
JĀの総代にも女性総代のための研修会がありました。
男性研修会なるものが存在するならばですが、無いでしょうね。
内容も女性はこの程度という感を拭えませんでした。
女は三歩下がってという時代の名残をとどめていた私世代。
男女平等では世界の100番以下なのは、この三歩下がって意識が、男性にも女性にも抜けきっていないからかもしれません。
男性だけではなく、女性にしても、三歩下がっては都合のいい時もあるからだと思います。
ハイ、我が家私が三歩下がるのは、旅行先の飛行機の搭乗手続きとホテルの手続きだけだそうです・・・・・・その昔娘に指摘されました(笑)
出生率1.20は大変危険な数字です。
もう何年もその危機感が伝えられていますが、効果らしきものは見えていません。
子育て支援と同時に、非婚率を下げる努力が求められるでしょうね。
これがどれだけ大変なのか。
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