一雨ごとに秋になる、そんな朝です。
実家の義姉から電話が入りました。
片付けをしていて漆器を発掘したのだけど「いる?」と聞いてきました。
いえいえ、要りません、我が家の分だけでも持て余しているのですもの。
同時に、今片付けを主動している姪から、ラインで写真が入ります。
あらー、かなり上物ではありませんか・・・・でも記憶にないのです。
木箱に5つでてきたそうです。
中は赤で外には梅が蒔絵が描かれています。
確かにポイするには勇気がいりそうです。
姪がどうやって洗えばいいの、と聞いてきました。
昔はぬるま湯で洗って、紅絹で拭いたものです・・・・そう洗剤なかったからね。
これから先に保存するならともかく、日常に使っていくなら、洗剤でどうぞと答えました。
有れば重宝のようでもありますが、もう客人をする元気のない年代です。
義姉と器だけ出しておけばいいというわけにはいかないからね、と笑いあいました。
人様を招くことが少なくなりましたものね。
我が家にあった昔の寄り事用のお膳に載せて使う塗りのお椀や皿など、1人分が5~6枚のが50客分位のセットが、片付けをしている時にやっぱり発掘しました。
もう使うことはありませんが・・・・・嫁は捨てられません。
最初は洗ってきちんと保存していました。
ある時、近所の皆さんと話していたら、どちらの家にもあるようでした。
それほどの貴重品ではないかもしれないと。
それから少しずつ減らしていきました。
最後に5セットほど残していましたが、片付けに勢いが付いた日に全部処分しました。
それでもまだ、祝儀に使う朱色と、不祝儀で使う緑色と、鯉こく椀が10客ずつ。
鯉こくとは、鯉の筒切りの味噌汁。佐久は鯉の産地です、だから大振りの椀が使われたのですね。
正直、ここ10年以上使っていません、いやもっとかな。
最近のプラスチック製は100単位で処分しました、引き出物でいただいたものです。
それでも最低人数分寄り事用は確保しています・・・・跡取りですから(笑)
今日、昼食の片付けをしていて、小鉢1つ割りました・・・・あー、ひとつ減ってうれしい!!
でもほかのだったらよかったわ(笑)
お読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです
いつもありがとうございます
中島木材のホームページは こちら
一覧へ戻る