お彼岸です。
お団子の代わりに、栗と豆のおこわを3胴ふかして、仏様とあちこちに配りました。
我が家風のあま~いおこわです。
先日ご葬儀に夫と参列しました。
今時ですから、精進落としのお席もありません。
葬儀がとどこおりなく終わったところで、菩提寺の住職さんが、参列者・・・といっても故人に一番近い人たちに法話をしてくれました。
故人とのおつきあいの中で知りえた人柄や、奥様をなくされてから9年の月日を、子供たちの支援と介護をえながら最後まで、一人暮らしをされていましたこと、支えたご子息たちのこと。
ご住職さんは、よく見ておられたのだなと感心もしました。
そして「人は2度と死ぬ」と話されました。
1度は肉体の死、この葬儀の時。
そして2度目は、故人を覚えている人がいなくなった時。
そうですね、まさにそうですと私は胸の中で相槌を打ちました。
残された人たちの心の中で生き続けているということなのですね。
親が死んでからわかることもあるはずだとも。
それまでは右から左に聞き流していても、あーあそういうことなんだなと、初めて親の言っていたことが理解できるとも・・・・言い回し少し違いますが。
みんなで故人を偲んで忘れないでいましょうね、それが供養だわと思った私。
今日は我が一族の先祖祭りの日です。毎年お中日に、一族の堂に集って菩提寺のご住職にお経をあげてもらって、みんなで会食していました。
昨年から各戸1名になり、会食も無くなりました。
それまで参加していた時、お経をいただく間、目を瞑って、私が嫁に来てからそれまでに亡くなった方を一人ひとりを思い出すことにしていました。
40数年ですから、もう代替わりしていますから、けっこうな人数です。
一番若かった時代から、もう一番上の年代までに出世(笑)してしまいました。
一族の皆さんとは、葬儀のお手伝いでご一緒したからけっこう付き合いが多かったから思い出がいっぱい。
こうして思い出すということは、まだ生きておられるということなのかな。
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