10日ほど前、息子から実家を片付けたい方がいるから、相談にのって欲しいと言われました。
それではと昨日出かけていきました。
ご両親が亡くなられて20年近く経っている築60年のお宅でした。
養蚕をしていた時代の総2階の大きな家に、牛小屋と納屋付きでした。
どうやって手を付けていいかわからないとは、ご本人の思いかもしれませんが、「大丈夫ですよ、簡単に片付きますよ」と答えた私。
建物の解体は業者になりますが、その前の家財の片付けはできるだけご自分でなさることをお勧めして。
こんなこともありやと、持参した指定のゴミ袋で片付け始めました。
「あとでやるから」のご本人ですが、今までやれなかった物がそうそう簡単に手を付けられるハズはありません。
もう背中を押すしかありません。
まず、ゴミの分別も未経験のようだから・・・・。
最初に家中のお布団と小型家電をまとめました。
来週日曜日に市の持ち込みの埋め立てゴミの休日回収があるからです。
この布団が無くなると、田舎の家はかなりスッキリします。
私たち1世代前、大正末から昭和の初めに生まれた方のお住まいでしたから、物の量がさほど多くありません。
私の子供時代は部屋は四角そのものでした。あちこちに物があふれるようになったのは、高度成長時代から、そうそうプラスチック製品がでるようになってからですね。
子供たちも独立して夫婦だけの生活だと、この程度の量で充分豊かに暮らせたのだろうと想像できました。
多少、片付けられた物もあったかもしれません。
2階も見てくださいと言われて、実は恐る恐る上りましたら、大丈夫でした。
養蚕の道具がわずかに残っていた位でした。
60年前の家は、アルミサッシがまだ普及する少し前ですから、建具は木製、壁は土壁です。
若い同居人がいなかったから、本や紙類がないのも幸いです。
多いのは食器です。まだ寄り事を家でやった時代ですから、これが一番多いようです。
そして漬物桶・・・・もちろん木ですがいくつもありました。
そして中身の入った自家製醤油の1升瓶が十数本、こちらも木箱に入っていました・・・・時代を感じます。
木関係をどうするか、悩むところです。
薪ストーブをお使いの方に聞いてみましょう。
もうすぐ定年だそうです。
でも定年後にやろうと思っていると、それはそれなり忙しいものです。特に寒い時期に定年を迎えると伺えば。
思い立った今コツコツと袋に入れ、出してくださいね。
そうコツコツしかないのです・・・・お金を掛けないために・・・・半年かければ大丈夫。
昨日も息子と嫁ちゃんと4人2時間ばかりでかなり進みました。
寝ていても、この後の段取りが頭をよぎりますが、お手伝いするのは私でなくて息子でしょう。
でも私、片付けするの好きなんだわ。
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