昨日、ZOOMでセミナーに参加。
「日本の林業、木材産業の歴史と激変する今後の展望」という、第3次ウットショックといわれている今、聞いてみたいとなったのでした。
講師はノースジャパン素材流通協同組合 理事長の鈴木信哉氏です。
主催は一般社団法人 JBN・全国工務店協会。
この頃木材の流通がおもわしくなっているニュースが時々流れるようになりました。
まだ寒い頃、アメリカで木材が高騰しているニュースも流れていました。
暫く前のことです。私の息子と同じ齢の木材の営業が今、第3次ウットショックなんです、と言います。
おーおー、1次も2次の経験もない若い人から3次がねえ、と感慨深かったのでした。
1次は昭和48年、あのトイレットペーパーが無いと騒いだときです。
2次は昭和55年でした。
1次は木材というより油が足りなくて物の値段があがったのでしたね。
いやいや上がった上がった。
ある日、東京の得意先が夕方わざわざ見えてくださって、「太陽が西から昇る」と教えてくださった。
だから材木の手配をするようにと。
そしてまもなく狂乱物価と品不足が始まりました。
そうなると売らないで値上がり待ちが増え、過剰在庫をするようになるのですね。
1つあればいいところを3つ持つ。
仮需が起きます。
1日に3度値上がりしました。
必要な人に必要な物が届かない。
みんな儲かったように見えたかもしれない。
しかし、結果としてはいいことはそうはなかったと思う。
物の値段が倍になると、資金も倍必要になります。
過剰に持った在庫は、年明けと共に大幅に値下がりし、最終仕入法をなぜか税務署は認めず、税金をバッチリ納め。
原価割れで商品をさばき。
値上がりの後は必ず代替え品が出現し、市場が縮小したのでした。
堺屋太一さんの「油断」を読んで・・・・納得しましたね。
物が無くなるということはない、と。
長くなりました。明日続きを。
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