「地上の旅人ーエイラ」を読み終えてからも、私の頭の中にしばしばエイラが出現するのです。
全16巻のうち最後の3巻は「聖なる洞窟の地」でした。
3万年前、氷河期の終わり。地球の4分の1が氷河におおわれていた時代が舞台。
その頃描かれていた洞窟の壁画をこの3冊が詳しく描写してくれているのです。
暫く前から「世界遺産」を読んでいた・・・・いえ写真を見ていた私の中でこの2つの本がドッキングしたのでした。
人間興味を持つと、見えてくるものができてくるのです。
「暮しの手帖」2,017年の91号を読んでいて、またまた発見。
国立科学博物館長(当時)林 良博氏が「人類の不思議」についてのエッセーを書いておられたのでした。
その中で2016年に国立科学博物館で「世界遺産ラスコー展ークロマニョン人が残した洞窟壁画展」が開催されていたことを知ったのでした。
見たかった・・・・・その当時は全然興味が無かったけどね。
ラスコー洞窟は現在は閉鎖中で、その代わり転写した写真が洞窟の隣に建てられた博物館にあるといいます。
だからそれが日本に来たということなのでしょうね。
その頃の人たちの、自然の中での豊かな(?)生活。
生きるということの本質を突きつけられるような気がしました。
物質的には何億倍も豊かな現在ですが、進歩が本当に幸せをもたらすかは疑問です。
このところの私たちを取り巻く環境のスピードときたら・・・・。
AI・電気自動車・自動運転等々数限りなく・・。
これらの出現により、従来の仕事や生活を変えていかなければならない人が増えていくでしょうね。
それはドミノ方式。
いつ自分の所に及ぶのでしょうか。
このコロナ禍で、いろんなことがリモートでできることになり、新しい生活様式が定着し始めました。
というより、人が集まらなくなりました。
これだけでも、いろんな事業が縮小や廃業を余儀されています。
世の中の変わるスピードがアップしましたが、早過ぎと思う私は、もう番外者なのかもね(笑)
このスピードで幸福感を得られる人が多くなるならいいかもね。
3万年前の人たちと比べてどうなのだろうね、と思う私です。
文明がもたらす功罪なんちゃつて(笑)
人間の欲望はとどまることをしらないから・・・・。
お読みいただきありがとうございました。
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