今朝、「田舎主婦の日日是好日」のゆりさんのブログを拝見しました。
藤原定家は日記を、19歳から74歳まで、欠損はあるものの書いていたとのこと。
その日記明月記に堀田善衛が「定家明月記私抄」(1996年)を書いていることを知ったのでした。
知らなかったわ。
10代の終わりに、堀田善衛の「若き日の詩人たちの肖像」に出会いました。
友人が貸してくれたのでした。
その後神保町の古書店で、この本の初版本に出会い、多感な時期に幾度となく読み返しました。
蔵書の99パーセントは処分しました。
でもー、残してあるかもと、今朝本棚を探しました。
ありまし~た。
やっぱり捨てられなかったのね。
青春時代から、ずっと堀田氏の本を読み続けていたはずなのに・・・・・。
記憶がない・・・・いやあ、1,996年その頃の私は、そんな心の余裕がなかったかもと、思い出の世界に入ったのでした。
「若き日の詩人たちの肖像」は自伝ではないけど自伝的な物だったような記憶がします。
1968年発行で、今開いてみれば・・・・活字が小さ~い。
読み直せるかしらね。
昨年夏に、これが最後とも思える本の処分をしました。
もう1度読みたいと思う本を残していたのですが、活字の小ささでかなり諦めが付きました。
減らしながら、一方でこれまた細かい活字の文庫本を50冊ばかり手にいれてありますが、まだ荷をほどくところまで行きません。
読む本が常に山積みになっていないと不安になるのです。
活字が細かいなんて言わないうちに、読んでおかねばダメですね(笑)
「若き日の詩人たちの肖像」だけはもう一度読み返してみよう、と固く決意したのでした。
藤原定家までいきつけるか分からないけど、それも楽しみのひとつになりそうです。
ゆりさん、ありがとうございました。
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