今朝は味噌仕入の3弾目。
これで今年の分は終了。
お豆を煮るついでに、大豆と昆布の煮物も。
だしを取った後の昆布が溜まってくると煮ることにしている。
醤油を作るために、麹屋さんに大豆を持ち込んだので、昨年採れすぎたと思った大豆もほぼ終わりが見えた。
先日我が家で、味噌仕入教室を開催。
こんな時だからお二人だけ。
お帰りになる時に、私のお味噌をお持ち帰りいただいたら、1週間したらお電話をいただいた。
あまりにおいしくて感激したと。
よかったですね、仕込んだお味噌も土用明けには、同じおいしさになりますよ。
お豆も作り始めていたらしいが、木作りの実取らずでほぼ収穫できなかったとのこと。
退職してから、ボチボチ始められるのだけど、農業は奥が深いから。
豆類は、肥料をやりすぎると木ばかり茂って実を付けないのだ。
我が家の夫だって、そんな過程を経てきているもの。
日曜の9時からのNHKテレビ。
これからの食糧危機を放映していた。
2030年、2050年・・・・そんなに遠くない未来。
おそらく、いや間違いなく人類は食糧危機を迎えるだろう。
そんな時でも裕福な人々は飽食できるだろうが、普通の人々は必ず食べるための苦労をするだろう。
実家の父は、どんな時も米作りだけは手放すなと言っていたが、ご多分に盛れず、私たち兄弟全員委託する道を選んでしまった。
その気持ちは痛いほど分かるけど、現実的にも体力的にも不可能だから。
荒れた農地を見ることはもう当たり前。
地元にいる団塊世代が、かろうじて今農地を守っていたけれど、最近その方たちが櫛の歯が抜けるようになってきている。
みんな退職した後、頑張ってきていたけれど70歳はともかく75歳を過ぎると、負担になるようだ。
食糧自給率の少ない我が国。
世界中から札束で食糧を調達することがどこまで可能か。
我が国の経済は、国民が思っているほど安泰ではないと思う。
20年近く前、世界を駆け回っている事業家と話をしたことがあった。
世界を動かすのは当時まだ「油」と思われている頃であったが、その方は「水」になると。
我が国は世界の水を食糧という形で消費している。
地球の環境が大きく変化している。
一部の方は寒冷化になった方がもっと大変との意見もあるが。
時に、今は温暖化が問題だと思う。
前置きが長くなったけど、食料はスーパーで生産されているわけではない、という現実を見つめて欲しい。
自分の食べる物を自分で生産しなければ、飢えるかもしれない時代が必ず来ると知って欲しい。
田舎に帰って、田畑を維持して、老親を見て欲しい。
テレビを見ながら、もうそろそろ、適当なところで畑仕事を縮小させていきたいと思っていたけれど、孫子のために頑張らねばならないのかしら。
でも、そんな時になって田舎を頼りにされても、田舎には年寄しかいないのね。
はっきり言って、もう自分の分しか生産はできないでしょう。
田舎のある皆さん、今から、今こそ始めましょう!!
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