昨日の続きです。
昼食の後、豆を一旦沸騰させます。
そして、使う道具を全部並べ、仕入れた味噌を入れる容器に35度の焼酎をスプーレーをし、一斗用のビニール袋を入れその内側にも、スプレーをして、そこに塩をパラパラとしておきます。
豆をザルにあけ、茹で汁は使うので取っておきます。
豆が温かいうちに、つぶします。
使うのは、ひき肉を作る道具です。
手回しもありますが、電動を使っています。
この道具を使うようになって、格段にスピードが上がるようになりました。
2鍋つぶしているうちに先のが、冷めてきますので、塩切した麹と混ぜます。
全体に混ざったら、取っておいたゆで汁を足します。
たくさん足すと、混ぜるのは楽なのですが、多いと傷む原因になりますので、ほどほどの塩梅を見極めください。
麹を塩切していますので、割と簡単に混ぜられます。
それをボール状にして中の空気を抜くように、左右の手にうち付けます。ボールは何個にもします。
そのボールを用意した容器に、打ち付けるように投げ入れていきます。
一つ入れるごとに、良く押さえます。特に容器の際のところは詰め込むようにして、空気を抜きます。
入れ終わったら、表面に塩を振り、容器の境のところには多めに塩を置きます。
焼酎をスプレーして、表面をサランラップで覆います。塩が振ってありますので、ペタンとはなりません。
中の空気を抜くようにして、ビニールの口を閉じます。
味噌は嫌気性ですので、空気は必要ありません。
縛った口の上に軽く重石を載せ、蓋にもスプレーをしておきます。
これでほぼカビは生えません。
夏の土用を超しますと、食べ頃です。
道具もボール類も洗って片付け終わり、キッチンの掃き掃除と拭き掃除を終えたのは3時前でした。
味噌仕入れってそんなに難しくも手間もかかるものではありません。
傍で見ていた義母が、昔は・・・・、と言っていました。
昔はといっても、私が嫁に来た頃はやっていました。ご近所の皆さんと共同でです。
その頃は麹も家で出していたから、大変だったかもしれません。
私はその騒ぎの大きさの方が大変だと感じていました。
外でマキで大鍋で豆を炊くのですが、使った後の大鍋の始末も。
墨を落として、仕上げはサビないように油を塗ります。
我が家には、大きな豆をつぶす機械があって、それがご近所を順繰りに回っていました。
誰の所有なのかも知らない方もいらしたようで、最後に返しに来られた方の言葉にびっくりしたことがありました。
その機械が壊れたのが、我が家の自家製味噌の終焉だったかもしれません。
たぶん、ご近所一体もそれでやめられた方が多かったかも。
その鉄の塊のような機械、処分したのは1昨年でした(笑)
でも時代で、豆と米を持っていくとお味噌にしてくれる味噌屋さんが出てきたからかもしれません。
私は味噌仕入れの嫁の務めから解放されたのですが、おいしい味噌から遠ざかったと感じるようになりました。
味噌屋さんの、家の桶に入れるばっかりのお味噌にも満足できず、スーパーで一番高い味噌を買っていましたが、小さな容器では、いつもあるかないか、気を使っていなければならないことにも疲れました。
お味噌の価格はピンキリです。
商品の裏の表示を見て、酒精と入っているのは、工場で2週間でできるお味噌だと聞いたことがあります。
大豆・麹・塩だけでできている味噌が本来の味噌です。
私のむ味噌仕入れは、時間が取れそうなときに、時間を掛けずに、道具も最小限にして、、あと4~5回こなします。
寒い時期がいいのは雑菌が少ないからです。
短いブログを目指しているのに・・・・またまた長くなりました。
お読みいただきありがとうございました。
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