11月21日
昨日お豆を煮たので、おこわを1升5合蒸かしました。
秋口に乾燥させ過ぎたという餅米をいただいてあって、年内にそれを消費したいのでした。
さすが・・・・です。いつもなら1胴50分位ですが、1時間半位時間がかかりました。
息子ファミリーのほかに、友人知人に、大豆や赤かぶの漬物と共にお届けしました。
90歳近い、私の元同僚の奥様。一人暮らしをしています。とっても大変そうなのに、我慢をしつつ暮らしていると、要介護にも要支援にもなりません。
最近は素材よりも、すぐ食べられる物が喜ばれるので、時々様子を見ながらお届けしています。
顔を見るなり、しばらく来なかったから体調を崩したかと心配したと。
えー、たぶん月初めには伺っていたハズ・・・・。
人恋しくなってきているのかも。
私も豆仕事で余裕がなかったから間があいたのかもしれません。
明日は11月22日・・・いい夫婦の日ですね。
信濃毎日新聞の斜面もこれを取り上げていました。
大手生保会社の調査からです。
今の夫婦生活を漢字で表すと、男性の1位は「愛」女性は「忍」
ちなみに男性の「忍」は2位。女性の「愛」は6位だとか。
生まれ変わっても同じ人と結婚したいか、という質問に「する」は男性49パーセント、女性39パーセント。
ここまで読んで、はて私はと、目の前で新聞を読んでる夫と姑を前に考えました。
夫と私はともに23歳で結婚しました。
世の中のことなんかなんにもわかっていなかったわ・・・。
実家の母は姑に仕えたのは2~3年のこと。舅にも20年弱だったでしょうか。
母から姑づとめについての苦労話は聞いたことがありませんでした。
まるっきりそういうことを知らない訳ではありませんでした。本や新聞で読んでいましたから、でも現実は知りませんでした。
たしか、農家の長男は避けたいという時代でもあったことは事実ですが・・・・・私は何の抵抗も心配せずに嫁ぎました。
結婚したというより嫁に行ったという言葉がぴったり。
夫に気遣うことなんてことありませんでした。
嫁です。
本当にただただ嫁なんです。
3年で結論が出ました。
この姑がいると知ったら嫁にはこなかったと(笑)
嫁とは姑が白が黒と言ったら、白でも黒、というものだ...嫁ぐ前の父親の言葉でした。
ただただ自分を殺してきました。
口答えなんてできないから・・・・妻も母もなくして嫁優先で。
7~8年前でしょうか。いい嫁を止めようと思いました。
とはいっても現実はね。
でも70歳になって、まだ嫁を続けて行くのはやはりしんどいと思うようになりました。
一人の人間と人間ということなら別でしょうが。
姑の中には常に「いい嫁像」があるのですね。
先日知人がご自分の友人の話をしてくれました。
「孫も生まれるのに、いつまで嫁をさせるのですか」と、姑と喧々諤々したそうです。
話し合いの末、姑は施設に入られたとか。
複雑な背景もあったのでしょうね。ここまでのことできる人は稀でしょう。
我が家の姑も「私は姑を看た」とがんばる時がありました。
いい嫁を止めた私は、その時「お母さんはその時何歳でしたか」と聞きました。
姑は黙りました。だってその時の義母は46歳か47歳だったのですもの。
話長くなりましたね。
生まれ変わってもまた同じ人と結婚するか、
夫として、父親としては最高な夫、絶対結婚したいです。
でもねえ、嫁生活は飽きました(笑)
時分の中の「忍」にもね。
お読みいただきありがとうございました。
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