暮にお願いしていた着物の仕立ての最後の2枚が仕上がってきました。
江戸小紋と大島です。
もう着物を新調するなんて絶対しないと思っていたのに。
なんとご縁があって襦袢も含めて6枚もです。
帯も2本です。
ほとんど作家さんの物。
今までだって自分の着物に娘の着物もあったりで正直持て余していました。
自分の物だけだったら、たぶんもうバッサリとできていたかもしれません。
しかし、孫娘の存在でした。
この子に母親の物をきちんと残さねば。
娘の着物もほぼ袖を通してないものばかり。
娘は年頃になった頃俄然着物に目覚めて、展示会や呉服屋さんに通いました。
私の母も言っていました。その時が一番幸せだったと。
私も娘と1枚1枚選ぶ時とても幸せでした。
娘の着物は処分なんかできないのです。
でもスクスクと成長してきたちーちゃん。
みんなでママの振り袖着れる位で身長止まるかなと、密かに心配していたのでした。
でもここにきてスピード落ちて来たから大丈夫かな(笑)
横道にそれました。
昨年秋、ご縁があって着物地をいただきました。
あまりの素晴らしさに、眠っていた物が起こされました。
この春から着物で出かけようと思っていたお出かけは、すべてコロナ禍で消えました。
でもね・・・・転ばぬ先の杖というか老婆心というか・・・・今回の着物は丈を少し長めに仕立てました。
孫娘が着てくれるかもしれないと期待を込めて(笑)
早く着物着て出かけられる日が来ればいいわ。
先日2枚解体するように箪笥を空けたのは正解。
嫁入り支度に着物があった最後の年代かもしれないね。
袖を通さないままこのままでいいのか、正直もったいない気持ちの狭間で揺れるのね。
1度でも袖を通してあれば・・・・まるで免罪符だわね。
お読みいただきありがとうございました。
依田 美恵子
【 中島木材のホームページは こちら 】
ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです