梅雨の晴れ間のさわやかな日が続いていたのに、週末はまた雨の様子。
天気予報を見ながら考えたのは火曜日の夜。
その晩夜なべ開始。
紬の着物の解体を始めました。
それが手ごわいほどに頑丈に縫われているのね。ここまで縫うのかというレベル。
紬は実用の着物だからかな・・・・。
母が縫ってくれたのか、伯母なのか思い出せない。
あ~そうか、昔の人はほどかれる日のために・・・・そう縫った人の技量がわかる日のために、こんなに丁寧に縫っていたのかもと。
力任せに行きたいところだけど、私より先に古布の世界に入った姪に念を押されているのね。
古い布は布地が弱っているから、ちゃんと糸を抜いてねと。
はい、さようでございます。
緑地に臙脂色の縞と矢羽の上田紬。
花柄と赤色の着物ばかり選んでいた、年を取るなんて想像もできなかった20歳の頃。
母が50になって着る物、60になって着る物と選んだ物の1枚だろう。
着る機会もなくここまできてしまった。
着て行く機会があった時代は忙しく、五十肩で自分で着物が着れない時期になった時に、いやいや下の子の中学の入学式頃、娘時代の訪問着を着るのが抵抗があったからか。
どちらにしても、着物を着ない生活を選んだのは私だわ。
水曜日、天気のいいので水洗い。
母が板に張り付けていたのを思い出しながら、私は手洗いし脱水して生渇きをアイロンだわ。
これで何を縫うか、もう決めているのです。
型紙もしっぱり出しました。
この縞目をきれいに断つまでが一番大変。
左右もあるからね。
紬は生地がしっかりしているからベターかもと。
そのお次がまだ控えているのね。
週末天気が悪かったら、草取りできないから、型を取りましょう。
それさえできれば、あとはチクチクするのみ。
でも、昨日桑の実・・・メドを4.2キロ収穫。
採ったのはほぼ夫。
こんな自給自足大好きな・・・・自分で作る訳ではないけれど・・・妻を持つと大変かも(笑)
だって脚立1個しか持っていかないのだもの。
私は前日に続いてワラビ採り。
昨年、いつも下ばかり向いてワラビを採っていて、このメドに気がつくのが遅かったのでした。
本当に旅行に出かける前日まで収穫していて・・・・・もう絶対この時期には旅行の日程を組まないと思ったのでした。
「この時期の旅行は止めようね」と提案したら、夫は夫で野菜の都合で「止めよう」と思ったみたい。
ちょっと温度差があったみたいだけど(笑)
夫が採ってきてくれた竹の子を茹でつつ、その傍らでジャムを煮ます。
鍋3つ。
義母が一言「酸っぱいよね」と。メドはお気に召さないと遠回しにアピール。
思わず、糖度10パーセントあげて40パーセントにしました(笑)
ジャム作りはほぼ義母のため。
ついでに会社のイベント用に冷凍してあったブルーベリーを1キロジャムにしました。
お客様感謝祭りが今年できないから・・・・みゆきさんが使ってくださいと。
今朝、ジャムの片付けをして、茹であがった竹の子の処理と、義母のベツトのシーツ掛けと、いつもより多い朝家事に飛び回っていたら、夫が一言「大変だね」と。
「すいません、見えることがありましたら手をだしてください」って言っちゃった(笑)
かなり分担してくれているのだけど・・・・私が手を広げ過ぎているからだね。
もうしばらくこんな日が続きます。
依田 美恵子
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