今朝出勤時マイナス6度でした。ということは早朝はもっと低かったでしょう。今冬初めてかもしれません、久しぶりに寒~い。
最近、車を走らせていると「チリ、チリ」と反応する場所があります。電波が発せられていて私の車のラジオと共鳴するのでしょうか。
最初その音が聞こえた時、一瞬突発性難聴が起きたのかと思いました。
ここしばらく車を走らせていると、あちらこちらでこの共鳴(?)が聞えます。
無線をやっていらっしゃるお宅でもあるのかなあー、と想像しています。
これって私の車に問題があるのでしょうか(笑)
最近車を走らせることが多かったので、ラジオの国会中継を聞く機会がありました。
お客様訪問の際ですので、どうしても通しで聞けないのが残念でした。
「桜を見る会」の質問と答弁。
この答弁は今後ずっと語り継がれるかもしれません。
私の幼い頃、末は博士か大臣かという言葉がありました。
それが、だんだん大臣が落ちてきました。
つまり道徳的に信頼できないからということだったと思います。
そんな言葉が思い出された「答弁」でした。
ここ何年も、時代小説を読みながら、歴史を見てきました。
長い歴史の中で権力を持つ物のその力は凄いものでした。
そして近代になっても、当然「袖の下」は当たり前。
戦後民主主義の時代になって、その後生まれた私たちは、その民主主義の時代を素直に信じて、素晴らしい日本だと思ってきました。
本当に信じていたのです・・・・子供の頃は。
あれー、あれーが度々ありました。
今回の閣僚の答弁でも人事権を握られている官僚は・・・・誰かの言葉にありましたね「ポチのよう」まさしく国会の答弁は私にもそう聞こえました。
権力の座に座っているから、領収書も出さないでいられるのですね。
一市民はそんなこと絶対許されません。税務調査が入った時、どんなに不正ではないと言っても、証拠を示さずにそれが通ることはありません。
その根本を日本のトップが堂々と覆しているようにどうしても見えてしまうのです。
後援会の収支報告書にも載せなくてもいい・・・・・なんのために作った法律なのでしょう。
違法ではない、という言葉以前の人として、いえ政治家としての誠意の問題のように思えました。
国会中継を見ていると、「桜」以外にもこんなことがあったのかと驚くことばかりです。
翌日新聞に出るのは、ほんの一部です。
自分が齢を重ねてみて分かったことがあります。人を見る目でしょうか。物の道理でしょうか。
そして民主主義国家になった我が国はまだ大人になれていないのだと思います。
それは政治をつかさどる者だけの問題ではなく、それは選ぶ私たちの責任でもあります。
大切なのは、私たちがしっかりと政治に関心をよせることです。
みんな私たちの生活に直結することです・・・・決して他人ごとではありません。
すべての政治家が清く正しく美しいわけではないという現実をしっかり見つめましょう。
その昔、村山首相に「背広を新調しましょう」と、外遊の前だったのでしょうか。その時のご返事が「2枚あるではないか」だったと。
その時、この方は本当に庶民なんだなと思った記憶があります。
子どもたちが将来は大臣に、という夢が言えるような国であってほしいと願います。
皆さんも国会中継、是非見たり聞いたりしてみてください。
依田 美恵子
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