2時間半近く高速道路を走りって、ドライブインで休憩です。
果物がいっぱいです。これおいしいと言われたのでと、水りんごを1袋買われた同行者を見て、私はカツトされた水リンゴを買ってみました。
少し渋いです。
バスの中でガイド氏が説明してくれます。
マレーシアのマンティール首相1925年生まれの94歳です。しばらく前、日本の新聞でも大きく取り上げられました。22年間首相を務めたのち2003年に引退。
それが2016年新党を結成して政権交代をして、15年ぶりに首相に返り咲いています。
1997年のアジアの通貨危機の時に、韓国・インドネシア・タイは国際通貨基金に財政支援を求めましたが、、マンティール首相は時刻の為替を固定することで、通貨の安定を図ったのでした。
1991年に2020年までに先進国の仲間入りを達成させるためのプロジェクトをつくり、めざしてきていました。
来年がそうなんですが・・・・とガイド氏。なんといっても外貨が足りないそうです。
マンティール首相は親日的です。
この国の歴史を見れば、西洋の国々の支配をずっと受けてきていました。
1511年ポルトガルが。香辛料が目的だったとか。
1541年にオランダ
1786年ごろには東インド会社がきて、つまりイギリスです。
1939年~45年 太平洋戦争・・・・日本がイギリスを追い出したのを首相は高校生の時に見て感じるものがあったらしい。
1948年~1960年内戦
1957年8月31日に独立
1965年にシンガポールが分離独立
この辺りはガイド氏が再三説明してくれました。
この国は多様な民族がそれぞれの生活習慣・宗教・文化を守りながら、ひとつの国家としてまとまっていかねばならないことが大変なことなのだと感じました。
ガイド氏の話の中から、この国がマレー人を優遇する措置が取られていることを知りました。に入学や就職やその他いろいろあるようです。
それはそうしなければ格差が埋められない事情があるのだろうと察しました。
中国系のガイド氏は恩恵を受けられなくても自分で努力すればいいのだからと言っていました。
最初の観光はイポーの「ベラトン洞窟」です。たんに洞窟ではなく、洞窟が寺院になっています。仏教と道教が入り混じっているのだそうですが、日本のお寺の雰囲気とはずいぶん違います。いうならば派手。
128メートルの金色の仏像に40体を超える仏像が鍾乳洞の洞窟のあちこちに置かれています。それがそれぞれの意味を持ってです。よその国の仏様にお願いするのもなんなのですが、多少わねとお賽銭もあげずにお願いしてしまいました。
山の頂上までつづいているのだそうですが、意気地なく全員パス。いえいえ最初からその予定のようでしたけど、とにかく暑いのです。
イポーはマレーシアの3番目の都市。スズが発見されて大きな街になっていったのです。
そこから「ポメロフルーツファーム」へ向かいます。途中の街が寂れていました。高速道路ができ、人の流れが変わり、商店街がなりたたなくなり、若い人たちは都会に出ていってしまったようです。
そして寂れたのは商店だけではなく、周囲の畑にも及んでいました。荒廃が目に付きました。
暑い国の農業は大変なのでしよう。働く場所があるなら、都会の日差しを浴びなくてもいい仕事を求めていくのも道理です。。
ちなみにバングラデッシュの労働者がこの国の農業を担っているらしいです。
ほかの国でもありました・・・・この傾向が進むとわが国の将来の食糧事情はどうなるのだろうかと暗澹たる思いがするのです。
観光農園は「ザボン」でした。農園の中で珍しい南国の果物の木を見学させてもらいました。
ザボンは1年中生っているとのこと、さすが常夏の国です。試食したら、これがおいしいのでした。
私自慢ではないのですが、普段ほとんど果物に手を出しません・・・・でもマレーシアでは大違いでした。
果物が実においしいのです。
アジアの国で屋台での食事やドライブイン等でもカットされた果物には絶対手をだしませんでしたが、今回ガイド氏も買っている人を見ても何も言いません。
それならばマレーシアは大丈夫なんだと、今回ずいぶん名も知らない果物にも手を出しました。
もちろんドリアンにも。
ちなみにドリアンは年に2回の収穫で、今回はちょぅど時期でした。収穫して3日位が賞味期限のようです。もちろんバスにもホテルにも持ち込み禁止です。
お昼はインド料理です。
ビールはお店に置いていません。注文すると外に買いに行ってくれるそうです。
いろんな民族がいるので、様々な料理がいただけます。
品数もいっぱいで満足できます。中身のグレードはお金次第でしょうね。
でも今回のツアー食事はとてもよかったですね。
それではまた。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅・涼温な家 中島木材の家
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