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男の料理

今朝の朝家事プラスワン。床を拭こうかなとおもっていたのですが、庭の草取りにしました。

 昨日帰宅した時に見てしまったのでした。週末見逃したところをです。

 朝食の片付けをした後、新聞を読み「斜面」の書き取りをし、「まんぷく」を見た後の15分間庭に出ていきました。

 でも・・・そこは土が凍っていて、手袋をはめていても指先が冷たいのでした。それではと木の下に移りましょう。

 そしたらそこは緑がたくさん・・・・陽だまりになっていたのですね。

 とても全部はできませ~ん。

 昨日お客様訪問をしていたら、満開の紅梅を発見しました。

 その斜め後ろのお宅にも、小ぶりな紅梅がありましたから、きっとその木は兄弟なのでしょう。

 なんぼ暖冬だつたとはいえ、佐久でこの時期に梅が咲くのはとってもめずらしいことです。

 濃い桃色の花色に幸せな気分になりました。

 この日は母のケアマネージャーが訪問してくださる日でした。

 何の話からでしょうか、夫の家事参加の話になりました。

 我が家の主夫はかなり積極的に家事を担っていますが、ただひとつやらないこと・・・それは料理なのです。

 私が料理していて、ふと夫を見ると、夫の目はテレビの画面に向いています。

 料理をしようとしても、ある日突然にできません。積み重ねが必要なのです。やる気があれば見ているものだと思うのです。

 退職した時「男の料理教室」に行って欲しいと思いましたよ。

 ケアマネとそんな話をしましたら、さすが母は息子をムキになってかばいます。

 とっても良くやっていると。わかりますよ、それは。しかし私ができなくなった時どうするのですか、と言いますと。

 「そんなに生きるわけではないからいい」のだそうです。まあー、お母さんはね。

 私だって生身、私ができなくなったら、私は何を食べさせていただけるのでしょうね、と内心思ったのでした。

 20数年前、両親と4人で暮らしていた時期でした。本当に珍しく両親が旅行に出かけ、夫と2人になったことがありました。

 それ以前は祖父もいましたから、こんなチャンスはありません。たまには2人で外食でもしょうと期待していたのに、その日に私は発熱してしまったのでした。

 ベットに臥せっていたところに帰宅した夫に、夫にできそうな料理頼みました。とっても簡単なニラ雑炊だった記憶があります。作り方の説明をすると夫が「おれはいいよ」と言います。

 「でもー、私も食べなければならないから・・・・」「そういうことか・・・・」

 さらに遡るのですが「暮しの手帳」の投稿コーナーで読んだことがありました。

 そこはおかあさんと息子さんでした。臥せっていたお母さんに帰宅した息子さんが、「おれはいいよ」ととってもいい息子ぶり。おかあさんに食べさせるという発想がなかったとその方は書いていました。

 私作る人、僕食べる人なんですね。

 やっぱり料理は出来たほうがいい・・・・・まだ私たちの人生、短いようでも長いかもしれないから。

 そう思うのだけどなあー(笑)
 

依田美恵子       

 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

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