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宮沢賢治ゆかりのキンドロ

図書館に返却に行きます。ここ2ケ月以上真田太平記の世界をうろうろしていました。

 10年に1度「徳川家康」を読むことにしていて実に3回も読んでいましたが、今回の真田太平記程、あの頃の我が国の状況を把握というか、理解できていませんでした。

 今回真田太平記は我が郷土のことでもあり、地理的にも人物的にも身近であったからかもしれませんが、ハマりました。

 いったんそのスイッチが入ると、いろんなことが目に入って来るのですね。

 それにしてもたった400年前のこと・・・・・どれほど今を生きている自分が恵まれているかと思うのでした。

 先日萩に旅して、城壁だけの萩城を眺めました。明治7年城を壊した後1000本の桜を植えたのでしたが、今は600本程になっているとのことでした。

 これは今の大河ドラマの「西郷どん」の世界です。

 長州征伐を避けるために、時の3老中の首を差し出した、というガイド氏の説明を聞きました。

 3老中の年齢・・・23歳と31歳と50代。武士は死に処を探していかに死すべきか・・・・そんな思いがしたのでした。

 ベット脇に未読の本が20冊も溜まりました。今回は図書館では借りてこないと固く決意して返却のみをしてきました。

 期日のある読書は辛い・・・・冊数の借りすぎだけど。

 そして図書館を出たところで見上げたのは、キンドロヤナギの木です。

 この秋落ちている葉があまりに素敵だったので、1枚拾ってかえりました。裏が白くて表が金色でした。

 クリスマスカラーだな。それを赤いほうずきの前に置いていたのですが、少し金色が薄れてきましたが、まだまだ素敵な状態を保っています。

 今はみんな落葉してしまっていて、植木の間から拾ってみたのはもうペチャ状態でしたが、建物に引っかかっていたのは、固く乾いて金色が銀色に近づいていました。

 めずらしい木です。

 見上げましたら、この木の由来を書いたものが幹に括りつけられていました。

 そこからの抜粋です。

 1928年宮沢賢治の親友の新井正市郎さんが、黒沢尻高等女学校に赴任。その際賢治は緑化計画を相談したのでしたが、その後賢治は病床に伏してしまい、ようやく3年後の1931年に幾本かの苗木を学校に贈った。

 後年これらの苗木は成長し、同窓生の歴史的なシンボル樹木として大切にされ、1975年に北上市の保存樹木に指定された。

 1996年「賢治を読む会」の会員が現地訪問した際、樹木の根元に生えていた幼木をいただき、佐久市立中央図書館に移植した。

 以上抜粋終わり

 葉の裏に銀粉様の白色の綿毛を密生させているので、緑と白のコントラストが美しいのだそうです。

 私はそれには気付かず、落ち葉になったのを見て感動したのでした。

 この図書館をご利用なさっている方はどうぞお確かめください。

 これがキンドロことキンドロヤナギなのです。

                             依田美恵子        軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div> <a href="//house.blogmura.com/chumonhouse_contractor/ranking.html?p_cid=00352122"><img src="e_

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