4日めです。
朝NHKワールドで台風情報を見ます。950パスカルがさらに940パスカルに成長すると言っています。こんなにしっかりとした目を持つ台風知りません。 長野は2時間で650mmの雨予報です。
NHKワールド英語放送です。
朝9時プーシキンのエカテリーナ女帝の夏の宮殿観光へ出発です。
プーシキン市は詩人のプーシキンからきているのでしょうか。彼はロシアで一番有名な詩人のようです。
サンクトペテルブルクは道路は混んでいません。道路脇もきれいです。
この町が出来た由来を考えれば、本当に平らで山はありません、標高70メートルが一番高いのだそうです。
宮殿近くは、素敵な家がたくさん建っていて・・・・軽井沢みたいに思えました。
楽隊が私たちを見て、日本の歌を演奏してくれます。
宮殿の見学は時間予約ですので、その前に宮殿のお庭の見学です。イギリス式庭園で、池を掘り、その出た土で丘を作ってあります。
とっても広いのです、何もかも規模が違います。お庭というより、きれいに整備された森です。宮殿の大きさもはんぱではない大きさです。
森の中には、リスが走り回り私たちを喜ばせました。
唐松まさにソ連唐松の大木があり、樹齢何年なのかと感無量で眺めました・・・・ハイ私材木屋でもありますから。
庭園の中にはいくつかの建物が散在します。クラッシック式ギリシャアテネ様式で、まさにギリシャそのものの建物、湖のほとりのボートの順番待ちをするのに使ったのかしらというイタリア式の建物。
そして湖の対岸には、イスラム教の教会風の建物が見えます。18世紀トルコとの戦争の勝利記念として、ここにトルコ風呂を作ったのだといいます。
湖にはカモがのどかに泳いでいて、エサを求めて寄ってくるのです。
奥に進むと「エルミタージュ」という皇帝の隠れ家というか、プライベートの建物がありました。
堀に囲まれ、当時は跳ね橋だったとのこと。
宮殿の中には風呂がないのでと、ここがお風呂だったという建物もありました。
湯冷めしちゃうよね、という話がでたら、ここは夏の宮殿だからね、と言うことで納得。
ちなみにロシア人は入浴する習慣があるけれど、フランス人にはなかったと言う過去をモスクワのガイド氏が語ってました。
いよいよ宮殿に入ります。
入口でまた別の楽隊が入場待ちする人の国籍を見てその国の歌を演奏してくれています。もちろん小銭やお札を差し上げます。
宮殿はブルーの壁とと白い柱が連続していて優雅な建物です。
柱には男性が頭で建物を支えている像が付いています。
この宮殿には大きな部屋が3つありました。舞踏会用ですね。
この宮殿18世紀初め、ピョートル大帝が皇妃エカチェリーナの宮殿として創建したものですが、1756年に娘の女帝エリザヴェータは豪華なバロック様式の宮殿に改築しました。
55もの続き部屋がある建物です。
彼女はキラキラした美しいものが好きだったようです。
ドレスは1度きりしか着用せず、死後、未着用のドレスが3000枚も残ったのだとか・・・・・イメルダ婦人の先輩がいたようです。
大きな部屋にはオランダのタイル貼りの暖炉があり、その白地に紺で描かれた絵は2つと同じものがありません。
ピョートル大帝の死から37年後に即位したのが、エカチェリーナ2世です。
エカチェリーナ2世はドイツ人です。「私は、ピョートル3世とではなく、ロシアという国と結婚するのです」
夫に失望した彼女は、夫が即位すると、クーデターをおこしたのでした。
彼女の治世は「ロシアで国民がもっとも幸福だった時代」と言われているのだとか。
このホールで謁見も行われていて、日本の「大黒屋光太夫」もここでエカチェリーナ2世と謁見したのです。
半年前位にこの「大黒屋光太夫」吉村昭著を偶然読んでいた私は、ここで歴史がつながりました。
天井は平らなのですが、だまし絵で曲がっているように見えます。
実はこの宮殿ドイツ軍に破壊され、金箔や琥珀は略奪されて、40.000点の美術品が12.000点しか救出されなかったということです。
戦後大修復され、外観はほぼ復元されていますが、内部はまだ修復が続いていました。
琥珀の間・・・・溜息が出ました。バルト海の琥珀が5トン使われたとのことです。廃棄率もすごいから。
琥珀も産地で色が違うのですね。
絵画の間・・・壁を全面17~18世紀のイタリアの作品で隙間なく埋め尽くしていました。壁に絵をあわせてカットしたりしています。
階段には、中国や日本の壺や皿が飾られています。
寄せ木細工の床です。それを保護するために全員靴カバー着用です。
今回行った美術館・博物館もコートはクロークへ預け、A4サイズ以上の鞄やバックは持ち込めません。
昼食はジャガイモサラダとビーフストロガノフとアイスクリームでした。
続きはまた。
依田美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div> <a href="//house.blogmura.com/chumonhouse_contractor/ranking.html?p_cid=00352122"><img
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