今日こそ書きます。ガウディの街バロセロナ5日目です。
連日2万数千歩歩いています、この当りで帰ってからのことを考えて体力の温存をはかって、タクシーで出かけます。
「サン・パウ病院」です。2009年まで実際に病院として使われていて2014年から一般公開されています。1902年の着工で1930年に完成。
「芸術には人を癒す力がある」という信念のもとに建てられたものだといいます。
病院というイメージが先行していた私たちの前に現れた建物、正直これほどの物とは思っていませんでした。
10時からの入館に30分前に到着し、正面玄関でまず圧倒されます。左右対称シンロトリーです、1階・2階・3階の窓のデザインがすべて違っています。
玄関は3つの入り口からなっていて、その左右に4つの像が立っています。アプローチの像は女性が子供と病める人を抱えています。
小さな噴水とでもいうのでしょうか、蛙の口から水が流れています。
1階の窓はアーチ、2階は半円3つ、3階は3角が3つ繋がった窓です、そして続きの建物もこれもシンメトリーで、こちらの窓もすべて違ったデザインです。
このシンメトリーが見ていて心地よい安定をもたらしてくれるのです。
中央の時計台の下の屋根の天辺に立っているのはマリア像なのでしょうか・・・・よく分かりませんでした。
青空高く舞っているのはツバメです。日本のツバメよりはるかに体格よく見えます。
10時近くになると、40~50人ほどになりました。この時間ツアー客はきていませんでしたので、並ぶことなく入れます。手荷物検査はありました。
中に入って・・・・総面積14万5000㎡の広さに48棟の建物があるそうですが、全部が公開されているわけではありません。
建物が左右に同じ建物なのです。まさにシンメトリーの鏡ですね。
最初は室内から見ていきます。天井のデザインが一間ずつ違いました。
外から見ていた窓を内側から眺めます。何と言っても、ただ美しい・美しい・きれいと言葉になりません。
建物がそれぞれの建物にたいして45度の角度を持っているようです。
建物が安く早くとは究極に反対です。十分ほどの時間とお金をかけた建物です。
それぞれの建物は地下でつながっていて、病院としての機能も十分計算されています。
こんなきれいな病院なら身体も心も癒されるだろうなと思いました。
この病院からはサグラダ・フアミリアまて15分程を歩きます。広い道路の真ん中が遊歩道で大きな木が茂っていてずっと木陰になっています。
街路樹がパリに次いで多いとか聞きました。
サグラダ・ファミリアを外から眺めます。完成した時もう一度これるでしょうか。
そこからバスでカタルーニヤ広場まで行こうと、路線図を眺めるのですが、いまいちよくわかりません。こういう時は聞いてみるのが一番とばかりに年配の女性に尋ねました。
しかし返事がスペイン語です。バスの路線の番号を5つ書き示しても、ラチがあきません(笑)
しかしエライです。バスが来たら、私たちを乗せてから、運転手さんに頼み込んでくれています。
そして下車場所近くになったら、先ほどと違う年配の女性がここですと、わざわざ席を立ってきてくれました。
もう少し先まで乗っていったんホテルに帰ろうかなんて、相談していたのですが、こうなれば下りない訳には行きません(笑)
そしてカタルーニヤ広場から、ホテルへの近道を5日目にして発見。
昼食は古そうなレストランで、ここで食べたズッキーニの花のクリーム煮、中に松の実が入っていておいしい。これはもう1度食べたい味。
デパートでおみやげの調達・・・・ツアーでないのでお土産を買う機会がないから。結局アンチョビやパスタなどを選んでしまうのが、主婦だわね。
カテドラル広場では、超デカイ馬のぬいぐるみに人が何人か入り、カタルーニヤの曲で踊っていました。この広場いつも何らかのイベントをやっています。
楽器の演奏をしていて、お金を貰う人も貰わない人もいました。
この日お誕生日の私、こちらのレストランの夕食の開店時間まで・・・・8時なのね・・・・ホテルで休息をとることにしました。
もう一息です。おつきあいいただきありがとうございました。 依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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